リ・ストックレディース 第5弾が完成しました。
今回は、マンションです。(下京区 麩屋町ジュエリーハイツ503号)
5階建 総戸数12戸のこじんまりしたマンションの最上階。
マンションということで、制約も多々あるのですが、こんな風に生まれ変わりました。
改装前
改装後
今回も単身女性をイメージしましたので、大胆に1LDKという間取りに。
キッチンが中心の大空間リビングになりました。
今回のテーマは
オリエンタルリゾートを意識したホテルライクな空間。
オンとオフを切り替える、心を溶かすリュクスな時間の想像。
2月17日付けブログで、カタカナのお話しをしましたが、ちょうどあの頃、このマンションを計画していました。
仕事から帰って来て、玄関を開けると、そこには時間に追われることのない別世界が待っている。どんなに疲れていても、また次の日に新しい気持ちでスタートを切れる。そんな空間をつくりたい。と考え、計画しました。
そんな、リ・ストックの一部をご紹介します。
まずは、玄関を開けて最初に目がつくところから・・・。
改装前
妙に長い廊下でしたので、ここをこのままにしておくのはもったいないなぁ。と思いました。図面上で考える限りは、いろいろできそうな感じもしたのですが、実際に訪れると長いばかりで、あまり空間に余裕がありません。そこで、正面の壁面をフォーカルポイントとして利用しました。
改装後
これをアップにしたのが、表題に利用した写真です。
「オリエンタル」のイメージを強調するために、アートフラワー(=造花)を利用。
低予算で、印象を変えるには、こういったアイテムが便利です。
次がこの住宅の中心、このリ・ストックの中心となるリビング空間です。
改装前
改装後
マンションでは、排水や、換気扇の位置を容易に変更することができません。
今回のマンションでもシンクの下が直接排水に接続されていたため、キッチンの位置を移動することができませんでした。
排水の勾配を取るには床を上げなければなりません。
営業の担当者や、工務店さんとも相談した結果、「どうせやるなら、その部分をポイントにしてしまおう♪」ということに・・・。
まさに、キッチンが立派なインテリアとなりました。
出来上がってみると、素敵な空間になりましたが、実は工事も終盤に迫ったところで思わぬ事態が発生!!!
床が、200mm上がったせいで、天井高さが低くなり、当初予定していたレンジフードを取り付けると、コンロとフードの間が500mmしか取れなかったのです。
設備屋さんにお願いして、様々なメーカーを探してもらい、なんとか完成に間に合わすことができました。ありがとうございました。
詳細図を頂いた時は、かなり不安だったのですが、設置後に現場を訪れてとても安心しました。やはり、今回のプランの象徴となる部分で、最もコストを費やした部分ですからね。
最後に寝室です。
改装前
この部屋を見たとき、何か変化を持たせられないものかと悩みました。
間接照明を造る?それともクロスでアクセントをつける?ここにかけられる予算は残っていないけれど、どうする???
そんな時、ふと思いついたのが、ファブリックを利用する方法です。
壁面の一部をアクセントとして「クロスを貼り分ける」手法はよく使う方法なのですが、窓の位置が中途半端で、なんだかしっくり納まりません。
(窓がなかったらなぁ~。)と壁面をぼんやり眺めていた時に思いつきました。
(じゃぁ、隠してしまおう!)
と、いっても普段の生活で、せっかくの太陽の光を遮ってしまっては、もったいないので、もちろん、開けることができます。
変則の両開きで作成してもらいましたので、窓の中央部分から両側に開けることができるので、作業も苦にはなりません。
ちょっとしたことなんですけど、部屋の表情は随分変わります。
家づくりのお手伝いをさせてもらう中で、残念ながら、カーテンの予算まで残しておいて頂けるケースは少ないのが現状です。でも、カーテンってとっても重要な存在ですよ。
そんなに傷むものでもありません。(ちなみに、私の部屋で利用しているものはもう17年になります。年に4回くらいは洗濯機で洗濯しても、まだまだ十分使えています。しかもとっても気に入っているので変えたくないんですよね。そう、考えると決して高くはないんですけどね・・・。)
初回内覧会は、明日3月24日(土)・25日(日)13時から16時までです。
ホームページでもご紹介しております。
今回は、マンションです。(下京区 麩屋町ジュエリーハイツ503号)
5階建 総戸数12戸のこじんまりしたマンションの最上階。
マンションということで、制約も多々あるのですが、こんな風に生まれ変わりました。
改装前
改装後
今回も単身女性をイメージしましたので、大胆に1LDKという間取りに。
キッチンが中心の大空間リビングになりました。
今回のテーマは
オリエンタルリゾートを意識したホテルライクな空間。
オンとオフを切り替える、心を溶かすリュクスな時間の想像。
2月17日付けブログで、カタカナのお話しをしましたが、ちょうどあの頃、このマンションを計画していました。
仕事から帰って来て、玄関を開けると、そこには時間に追われることのない別世界が待っている。どんなに疲れていても、また次の日に新しい気持ちでスタートを切れる。そんな空間をつくりたい。と考え、計画しました。
そんな、リ・ストックの一部をご紹介します。
まずは、玄関を開けて最初に目がつくところから・・・。
改装前
妙に長い廊下でしたので、ここをこのままにしておくのはもったいないなぁ。と思いました。図面上で考える限りは、いろいろできそうな感じもしたのですが、実際に訪れると長いばかりで、あまり空間に余裕がありません。そこで、正面の壁面をフォーカルポイントとして利用しました。
改装後
これをアップにしたのが、表題に利用した写真です。
「オリエンタル」のイメージを強調するために、アートフラワー(=造花)を利用。
低予算で、印象を変えるには、こういったアイテムが便利です。
次がこの住宅の中心、このリ・ストックの中心となるリビング空間です。
改装前
改装後
マンションでは、排水や、換気扇の位置を容易に変更することができません。
今回のマンションでもシンクの下が直接排水に接続されていたため、キッチンの位置を移動することができませんでした。
排水の勾配を取るには床を上げなければなりません。
営業の担当者や、工務店さんとも相談した結果、「どうせやるなら、その部分をポイントにしてしまおう♪」ということに・・・。
まさに、キッチンが立派なインテリアとなりました。
出来上がってみると、素敵な空間になりましたが、実は工事も終盤に迫ったところで思わぬ事態が発生!!!
床が、200mm上がったせいで、天井高さが低くなり、当初予定していたレンジフードを取り付けると、コンロとフードの間が500mmしか取れなかったのです。
設備屋さんにお願いして、様々なメーカーを探してもらい、なんとか完成に間に合わすことができました。ありがとうございました。
詳細図を頂いた時は、かなり不安だったのですが、設置後に現場を訪れてとても安心しました。やはり、今回のプランの象徴となる部分で、最もコストを費やした部分ですからね。
最後に寝室です。
改装前
この部屋を見たとき、何か変化を持たせられないものかと悩みました。
間接照明を造る?それともクロスでアクセントをつける?ここにかけられる予算は残っていないけれど、どうする???
そんな時、ふと思いついたのが、ファブリックを利用する方法です。
壁面の一部をアクセントとして「クロスを貼り分ける」手法はよく使う方法なのですが、窓の位置が中途半端で、なんだかしっくり納まりません。
(窓がなかったらなぁ~。)と壁面をぼんやり眺めていた時に思いつきました。
(じゃぁ、隠してしまおう!)
と、いっても普段の生活で、せっかくの太陽の光を遮ってしまっては、もったいないので、もちろん、開けることができます。
変則の両開きで作成してもらいましたので、窓の中央部分から両側に開けることができるので、作業も苦にはなりません。
ちょっとしたことなんですけど、部屋の表情は随分変わります。
家づくりのお手伝いをさせてもらう中で、残念ながら、カーテンの予算まで残しておいて頂けるケースは少ないのが現状です。でも、カーテンってとっても重要な存在ですよ。
そんなに傷むものでもありません。(ちなみに、私の部屋で利用しているものはもう17年になります。年に4回くらいは洗濯機で洗濯しても、まだまだ十分使えています。しかもとっても気に入っているので変えたくないんですよね。そう、考えると決して高くはないんですけどね・・・。)
初回内覧会は、明日3月24日(土)・25日(日)13時から16時までです。
ホームページでもご紹介しております。
表面的な部分をデザインすることよりも、目に見えないくらい細かいことをいかにきちんとおさめてやるか?!今回は、この現場を担当して、これを改めて感じました。コストとのタタカイです。
マンションの改装は、特にご近所の方のご協力がなければ成功しませんが、このマンションは、とても良い方ばかりで、有難い現場でした。約1ヶ月の工事の間、大変ご迷惑をおかけしました。
改装の出来だけでなく、周囲の環境もとてもオススメできる物件です。
でもリビングダイニングが広いので、くつろげるでしょうし、友達を招いてのホームパーティにもピッタリですね。