会社の解散・合併・増資

ここ最近の傾向として、これまで殆ど依頼のなかった種類の登記が増えています。

たとえば、会社の解散・清算人就任登記。

１件目は特例有限会社で何の問題もなく終了しましたが、２件目は株式会社。
何の意識もなく申請したところ、法務局から補正の電話。

「株式会社なので定款の添付が必要ですね。」

法定清算人ではなく、株主総会で選任した清算人のため、なぜだ？と混乱しながら調べてみると、
会社法施行後、定款の添付が必要になったのですね。
まったく不勉強でした。

定款の添付する理由として、「清算人会設置会社の定めがないこと」の証明のために要するんだとか。

ふ～ん、逆だったら（清算人会設置会社の定めがあることを証明するため定款を添付するというんなら）分かるんだけど。いまいち釈然としませんな。

会社の吸収合併の話もポツポツとあります。吸収合併の前提として、親会社が子会社の株式を全額買い取って、略式合併する・・・・。
今日もその打ち合わせでした。合併には、他の商業登記とは違った緊張感があります。スケジュール管理もそうですし、消滅会社の従業員さんの対応をどうするか等等、依頼者及び税理士さんと綿密な打ち合わせが必要です。

また、社長の会社に対する貸金・未払債権を現物出資して、募集株式を発行するなんて話もよくあります。

半分を準備金に組み入れ、半分を資本金に・・・・あれ、資本金の計上に関する証明書の記載方法は？

非公開会社の取締役会設置会社だから、募集要項の決議機関は？割当て決議の機関は？

と言った具合に、ここ数年まったく・ほとんど関わっていなかったところであり、また受験時代から不得意箇所としていた箇所なので、一から会社法を読み込んでおります。。。

会社法は難しい。。。。。。。。。
電話が鳴ると、結構どきどきします（ほうむきょく）。


／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／
八王子駅徒歩６分の司法書士・行政書士事務所
水沢司法書士・行政書士事務所
http://www16.plala.or.jp/office-mizusawa/

相続・遺言・成年後見の仕事

今日は月1回の法務局内相談でした。

一度でも法務局に行ったことがある方はご存じだと思いますが、いわゆる
「登記相談」コーナーで行っている登記相談です。

一部、司法書士がやっているということはあまり知られていないようです。
私も自分がやる前はそんなこと知らなかったですから。

何はともあれ、この法務局内相談、とても疲れる仕事です。

四谷の東京司法書士会や立川の三多摩支会・八王子市役所などで法律・登記・成年後見・クレサラ相談員としてたまに出向きますが、この法務局内相談ほど疲れる仕事はありません。

法務局に相談に来る方というのは、自分で登記を申請したい方で、例えば、抵当権抹消であれば、銀行から送られてきた書類を一式そのまま持って来られますので、申請書などの書き方を一つ一つ指導し、その日のうちに登記申請をさせることになります。司法書士の仕事として受けるのではありません。

抵当権抹消であれば、申請書と解除証書に不動産の表示等を何行にもわたって誤記なく記載しなければならないわけですが、我々慣れている人間がパソコンで打ち込めば、大して手間はかからないですが、
一般の方が、不動産の表示をはじめ諸々の記載事項を自筆で書くというのは結構大変で、時間もそれなりにかかります。

その間にも、次々と受付カードは引かれていき、気がつけば6人待ちなんてこともザラです。とにかくひっきりなしに相談者が訪れます。疲れる所以です。

そんなわけで、辞めさせて頂きたいと何度か意思表示をしたものの、代わりの司法書士が見つからず、法務局内相談も丸1年が経過してしまいました。

近い将来、八王子の旧裁判所跡地に法務局が移転してくるようですが、事務所が近いんだからもっと相談回数を増やして、と言われそうですが、そこは丁重にお断りさせて頂く方向で・・・。

相変わらず相続・遺言・成年後見の仕事が増えています。
なぜだか分かりません。とにかく多いです。

成年後見申立は3件に増えました。
うち2件はそのまま私が後見・保佐人に就任する予定なので、そうなると既存の事件とあわせて6件・・・。
日々の仕事（決済やら会社登記やら相続やら裁判やら訴訟提起やら示談交渉やら）を行いながら、6人の日々の収支を管理するというのはかなり大変な作業です。私一人がやるとなるとほぼ不可能では？
しかし、他人の財産管理を行うわけですから、不備があってはいけません。
トイウワケデ、事務方が大変ですね・・・。

それはそうと、今期から社団法人成年後見センター・リーガルサポートの八王子地区リーダーになりました。昨期までは、リーガルサポートの業務監督部（会員の業務を監督するという呼んでそのまんま）をしていたのですが。

地区リーダーってなんじゃい、て話ですが、役所などから後見人就任要請があった場合に、八王子に事務所を持つリーガルサポート会員（司法書士）に事件を配分するというのが主な仕事（らしい）。

記憶が定かではないですが、去年八王子支部に配分された成年後見に関する事件は約40件？、八王子支部のリーガル会員が25人？で、あいうえお順で順次配分していくと決められてますから、1年間で1人の会員につき１・２件が配分されたことになります。（水沢の「み」は最後の方）。

私は行政書士もやっていますが、先日ＦＡＸが届き、依頼者から行政書士紹介の要請があったときに、八王子支部でどう事件を配分するか、というような内容のＦＡＸだったと思いますが、そこには、八王子支部への入会順に配分する、と書かれていました・・勘違いだったらごめんなさい。

ベテランの方から優先的に配分するということみたいですが、おそらく八王子支部の行政書士だけで約180人？八王子支部への紹介要請案件も年間20件程度だったはずで、ということはまず新人・若手には配分されないということになります。

もちろん、いろんな考え方があると思います。新人に任すよりもベテランがきっちり行った方が良いという考えなど。それも勿論正論。

ただ、個人的には（自分が行政書士新人ということを抜きにしても）、そういう紹介要請案件については新人を優先に割り振っていった方が、ひいてはのちのちの行政書士制度の発展にも繋がるんじゃなかろうか？と思ったりします。
駆け出しの新人が仕事を受けるのは大変なはずで、仕事がなければ辞めていくしかないのです。

私が司法書士として登録したての頃、司法書士会経由で紹介されたお客さんが結構いました。今でこそ会からの紹介案件がなくても仕事は成り立っていますが、そのときがあってこそ今があるようなものです。

そういう気持ちがあるからこそ、今でも無料相談会には出席するようにしてますし（？）、今後も出席していくつもりです。
いかがなもんですかね。

／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／
八王子駅徒歩６分の司法書士・行政書士事務所
水沢司法書士・行政書士事務所
http://www16.plala.or.jp/office-mizusawa/

嵐の前の・・・

ゴールデンウィーク明けのバタバタもとりあえず一段落ついた、かな？？

ということで、大事に大事に溜めてきたお仕事を一つ一つ処理していくものの、一つ一つとまた新しいお仕事が増えていきます。・・・・うれしいことじゃないですか。
とりあえず、目標は現状維持・・・。これ以上溜まらないように頑張ります。

経理や一般事務なんかは2人のスタッフでこなして貰ってますが、こちらも・・・どうもこなし切れてないみたいです。

法律・実務知識がなければできない仕事（つまりは自分で処理しなければならない仕事）も溢れていて、本当は一人実務経験がある方に入って貰いたいな～～と思うんですけどね、

いざ、となると躊躇してしまいます。

5月下旬は担保設定付きの決済等の影響で溜まった仕事を処理できず（自分が悪い）、
6月中旬以降は、成年後見絡みの仕事（申立2件、新規就任1件、年次報告2件？）を優先してやらなきゃいけません。
とりあえず中旬までに、たまった裁判外交渉と裁判絡みと相続・商業法人登記をこなし！！
その後は、成年後見・遺言・相続強化月間でいきます！！

あ、許認可ももちろん忘れてませんよ！！債務整理だってもちろん処理しますよ！！
もう6月ですもんね！　待っててください！！