GO!GO!鉄腕筏虫。。。釣りとバイクのブログ

チヌかかり釣りとSR400 『櫻井漁のブログ』

9月10日 矢口浦 フィッシングつむらさん釣行記

2013-09-13 20:39:55 | 釣果・筏

前日、「とことん釣りがしたいねん」と家内に言うと、「連荘してきたらエエやん」というコトで、翌日ソコソコ釣れたら帰るつもりで、気兼ねなく釣りに出発しました。

途中、えさきち大内山店さんで、ブルステスタンダード1箱・サナギミンチ激荒・粒サナギ・オキアミ小レンガ・押し麦を購入しました。

お客さんは筆者一人との事で、なんともノホホンとした気分で出船です。

今回の釣行では、自分に課したミッションがありまして、落とし込み用に作ったNewロッドを使いたおして釣果を上げるコトです。

とにかく1枚釣るまで、ダンゴの準備はしないつもりで、一投目投入です。

、、、1匹釣れました・・・。

あっけなく1投目に釣れてしまい、何とも拍子抜けした感じです。

2週間前に来た時には落とし込みでねばってみましたが、さっさとダンゴの準備です。

実はダンゴでも早く試してみたいコトがあり、ウズウズしていたのでした。

サナギに適したダンゴを考えていたのですが、答えを知りたかった訳です。

ダンゴの内容は前項に書きましたので省略しますが、早くボラを寄せて中層をボラガンガン状態するために、黙々とダンゴを打ち続けました。

コレが良かったのかどうか解りませんが、コンスタントに釣れ続けていきます。

中層のボラが猛烈になりだしても、ダンゴを海底に届けるコトができました。

続けているうちに、だんだん気づいてきましたが、よく固めて投下したダンゴは海底でのボラの猛攻にも1~2分割れません。

1~2分耐える、すぐ割れないダンゴの方が高確率でチヌアタリを呼び込みました。

ボラ相手のコトですので、ダンゴが割れる時間までは、こちらの一存でどうにもなりませんが、とにかくよく固めて投下するコトにしました。

渡船屋さん曰く、地合いは夕方とのコトでしたが、早い時間から好調な感じでした。

1日ではテストしきれず連荘を決め、落とし込みは翌日するコトにして、ダンゴ釣りに専念します。

さらに4時頃にドラマはやってくるハズでしたが、ピタっとアタリが止まり、、???です。

納竿時間15分前になり、置き竿にして片づけていましたら、穂先がズボーっと入り、この日の最後の1匹になりました。

910_tumura

45cm頭に、キビレも入れて22枚でした。

サシエサは100%サナギでした。


とってもイージーな竿

2013-09-13 01:42:16 | 道具・筏

Kimg0278


大型のチヌの場合、「掛ける」には掛けたが、「取り込み」で失敗してしまうコトが多いように思います。

実は筆者も、そのような経験が豊富な一人なんですが、簡単に年無しクラスを取り込める竿ができないものかと、以前からずっと考えていました。

釣り場の水深や季節にもよるのですが、暖かい時期に大型を掛けた場合、最初に暴力的な引きの洗礼を受けます。

猛烈な引きで腕が伸び切り、脳みそまで全身筋肉化しないと絶えれなくなり、「ウォ、ウォ、ウォー!」と声を出すのがやっとの状態がやってきます。

慣れた人でしたら体のバネやライン操作で巧みに持ちこたえますが、筆者のようなド素人は、筋肉化した脳みそのせいで冷静な対処がなかなかできません。

ラインを出してロープに巻かれたりプチンと切れたりして、一瞬にして天国から地獄へ真っ逆さまに落ちてしまいます。

そこで、ベテランの体のバネのトコを勝手にやってくれる竿を作れないかというテーマで作ってみたのが、新竿「ジャッカル・イージー」です。

バネは長い方がエエやろ、、ってコトで、14mmのグラスチューブラーを切断せずに先っぽまで使うコトにしました。

先っぽに、2.65mmの穴を開け穂先をさせるようにしました。

お蔭で、全長134cmの長い元竿になりましたが、使用した感じはとっても簡単に良型を取り込める竿になりました。

ラインは切れないように12ポンドを使って試釣してみました。

チヌを掛けた後は、竿がシナッテ勝手に耐えてくれるような感じです。

テストですから、折れてもイイ気分で腕を上下に動かさずに固定した状態のままで強引にリールのハンドルを同じテンポで、ひたすらゆっくり巻き続けました。

竿の途中から先の部分が大きく上下に動き、チヌの動きに追従しているのがよく解ります。

あっけないくらい簡単に、かつ短時間にチヌが浮いてきました。

途中から腕の固定をやめ腕であしらってみましたが、チヌを海中で転がしているような感覚がして、突然名人になったような気分です。

腰のある長さで、下に突っ込まれても楽勝でフロートをかわせます。

リフト巻き、ゴリ巻き上等!で作ってみた竿ですが、狙い以上にイージーな竿に仕上がりました。

比較する為にもう1本、15ミリのグラスで作った硬い竿「アルトⅩ」を持ち込んでいました。

こちらの竿は、腕への衝撃が半端なく、筏から上半身を乗り出す気分で、腕や上半身を使いながらヤリトリをしないと、持ちこたえられない感じです。

個人的には、アルトⅩの「獲ったど~~!!」っていう感覚も、なかなか捨てがたいのですが・・・。笑

今回のテストは、高活性に恵まれ色々と参考になる経験ができました。


根ズレに強くて高感度

2013-09-12 21:14:03 | 道具・筏

Kimg0290_2


シーガーさんの、フロロリミテッドハードタイプのラインです。

同じ会社のフロロハンターを愛用していました。

フロロハンターは、伸びて強いラインという印象があり、そこがけっこう気に入っていたのですが、ハードタイプを使ってみると、やっぱコッチの方が断然面白いですね。

硬いラインは扱いづらくて好みではないのですが、このラインは腰のある適度な硬さで非常に使いやすかったです。

特に落とし込みの時は、サシエサがラインに絡むこともなく(12ポンド使用)、ストレスを感じることが皆無になりました。

注目すべきは、根ズレに目茶目茶タフなトコロで、箱に書かれたエキスパートモデルの響きが「エスパー伊東モデル」みたいで、みょ~にテンションが上がります

牡蠣チヌには、相当強い味方になりそうです。

次回はボチボチ、3~4ポンドライン辺りを酷使するような釣り場に行ってみようかと思案中です。


中層の猛烈ボラもOK サナギ用ダンゴ

2013-09-12 07:18:53 | どうでもいい話

今の時期は、ボラが活発で海底で大暴れしてくれる分には歓迎なのですが、中層で猛烈にダンゴに突進してきますと、ダンゴがすぐに割れてしまいます。

年間を通して、筆者はサナギをよく使います。

普段からダンゴには集魚剤を入れませんので、ベースダンゴの握り具合と水分量で割れにくいダンゴに調整するのですが、サナギのような柔らかいサシ餌は「あんまり強く握りたくないのよね~」って感じです。

そこで、「何かイイ方法はないかなぁ~」なんて考えていましたが、考えているうちにボラの活性も下がってきて、宿題を翌年に持ち越していました。

先日友人にパン粉を教えてもらい、これが安くて効果大で、楽ちんにダンゴを海底に届けれるようになりました。

10・11日に、矢口浦の「フィッシングつむら」さんへ連荘したのですが、両日とも好釣果に恵まれました。

そこで、参考にならないダンゴ特集として、両日に使った筆者のダンゴを紹介いたします。

ベースダンゴは、えさきちさんのブルーステージ13キロ。

パン粉、えさきちさんで購入。

マルキューさんの荒挽きサナギ(小さい方のヤツ)。

押し麦、えさきちさんで購入。

マルキューさんの粒サナギ。(冷凍庫に入って売ってるヤツ)

(作り方)

ボールに粒サナギを全部移します。

渡船屋さんのダンゴ桶に、ブルーステージを約半分入れます。

表面を平らにならしてから、中央付近にパン粉を約1/3袋入れます。

その上に、押し麦少々→荒挽サナギ1/3袋程度の順に乗せていきます。

ボールに移した粒サナギの汁(油?)を荒挽きサナギの上にかけます。

海水を少量まんべんなく荒挽サナギにかけて1~2分待ちます。

荒挽サナギが海水を含みふっくら膨らんだら、ブルーステージは混ぜずに、上のパン粉+押し麦+荒挽サナギ部分だけをまんべんなく混ぜます。

パン粉にサナギ成分を浸み込ませるのが狙いなわけで、なんちゃってサナギミンチ(通称:サナギミンチ激薄)が出来たら、ベースダンゴと混ぜていきます。

適度な粘りのあるダンゴを簡単に作れて、握り加減で表面のみを固めることができました。

最近、パン粉に魚が群がっている動画を見ましたが、パン粉自身にも集魚効果が期待できそうです。

楽ちんにサナギを潰さずに握れますので、筆者にとりましては大変心強い味方になってくれました。

Kimg0287
写真:11日の釣果(矢口浦 フィッシングつむらさん)

 

10日はオキアミも買いました結局サナギしか使わず、11日はサシエサに粒サナギ2袋だけを持って筏にあがらせていただきました。


強風・突風用穂先2

2013-09-07 17:43:07 | 道具・筏

Dsc03589_2

「松浦やすし」さんを制する者は強風を制するというコトワザがありますが、先ほどの穂先に漆を塗りました。

最下部のガイドから1番ガイドまでをAスレッドで巻き、余分なスレッドをカットせずに、上から漆を塗って固めてしまうという、何とも手を抜いた作成方法です。

名人・名手の穂先は、ガイドの脚ををカットして軽量化し、極細のスレッドで巻くと聞いたコトがありますが、言ってしまえば筆者の作り方は「かなり悪い見本」です。

強風用なのにスレッドをグルグル巻きにした上に漆まで塗って太くし、風の抵抗を増してしまっています。

この「かなり悪い見本」でも、ちゃんと動くのは3つのテーパーを駆使して穂先を動かす「への字穂先」の寛容さゆえでしょうね。

また、「竿が勝手に掛かり釣りモード」の穂先はラインのスムーズな動きがキモですので、風の抵抗よりも、普段より余計にガイドを増やし、ラインと穂先の粘着を防ぐコトを優先してワザとスレッドをグルグルと巻いたまま残しています。

午前中に前項ブログを更新してから、合同墓の申し込み書作成、、お墓へのご納骨の立ち会い2件、、店で墓石の説明、、穂先の漆塗りと、、あっという間に夕方になってしまいました。

あぁ~~、、汗臭いっ。