今の時期は、ボラが活発で海底で大暴れしてくれる分には歓迎なのですが、中層で猛烈にダンゴに突進してきますと、ダンゴがすぐに割れてしまいます。
年間を通して、筆者はサナギをよく使います。
普段からダンゴには集魚剤を入れませんので、ベースダンゴの握り具合と水分量で割れにくいダンゴに調整するのですが、サナギのような柔らかいサシ餌は「あんまり強く握りたくないのよね~」って感じです。
そこで、「何かイイ方法はないかなぁ~」なんて考えていましたが、考えているうちにボラの活性も下がってきて、宿題を翌年に持ち越していました。
先日友人にパン粉を教えてもらい、これが安くて効果大で、楽ちんにダンゴを海底に届けれるようになりました。
10・11日に、矢口浦の「フィッシングつむら」さんへ連荘したのですが、両日とも好釣果に恵まれました。
そこで、参考にならないダンゴ特集として、両日に使った筆者のダンゴを紹介いたします。
ベースダンゴは、えさきちさんのブルーステージ13キロ。
パン粉、えさきちさんで購入。
マルキューさんの荒挽きサナギ(小さい方のヤツ)。
押し麦、えさきちさんで購入。
マルキューさんの粒サナギ。(冷凍庫に入って売ってるヤツ)
(作り方)
ボールに粒サナギを全部移します。
渡船屋さんのダンゴ桶に、ブルーステージを約半分入れます。
表面を平らにならしてから、中央付近にパン粉を約1/3袋入れます。
その上に、押し麦少々→荒挽サナギ1/3袋程度の順に乗せていきます。
ボールに移した粒サナギの汁(油?)を荒挽きサナギの上にかけます。
海水を少量まんべんなく荒挽サナギにかけて1~2分待ちます。
荒挽サナギが海水を含みふっくら膨らんだら、ブルーステージは混ぜずに、上のパン粉+押し麦+荒挽サナギ部分だけをまんべんなく混ぜます。
パン粉にサナギ成分を浸み込ませるのが狙いなわけで、なんちゃってサナギミンチ(通称:サナギミンチ激薄)が出来たら、ベースダンゴと混ぜていきます。
適度な粘りのあるダンゴを簡単に作れて、握り加減で表面のみを固めることができました。
最近、パン粉に魚が群がっている動画を見ましたが、パン粉自身にも集魚効果が期待できそうです。
楽ちんにサナギを潰さずに握れますので、筆者にとりましては大変心強い味方になってくれました。
写真:11日の釣果(矢口浦 フィッシングつむらさん)
10日はオキアミも買いました結局サナギしか使わず、11日はサシエサに粒サナギ2袋だけを持って筏にあがらせていただきました。