桜燕館 -さくらつばめの気まぐれブログ-

日々の雑感と、たま~の旅日記。

センチメンタル・ジャーニー ~高松・琴平~ vol. 8

2018-05-05 | センチメンタル・ジャーニー ~高松・琴平~

さて、お参りも済んだし、あとは帰るだけ。
でも、なんかおかしい。

‥‥そうだ。
私、朝から、ポテチ以外、まだ何も食べてない。

そこで。

金刀比羅宮の参道の中ほどにある資生堂パーラー・神椿に立ち寄ることに。
時間が早かったのでレストランはまだ開店しておらず、カフェに入りました。



オリーブ豚のポークカツのサンドイッチに、アイスのカフェラテを付けてみた。

とりあえずお腹が満たされたところで、さらに下りてゆきます。



上るときになんとなく無視して通ってしまったので、下りに書院に立ち寄ってみた。
前回のレポートでいうところの、桜馬場西詰銅鳥居から40段ほど上ったところの右手にあります。

さて、桜馬場西詰銅鳥居まで下りてきた。
ここからの選択肢は、2つ。

上ってきた参道を、そのまま帰るか。
それとも、
左手に分かれてゆく、裏道を帰るか。

もともと、同じ道を往復するのはできるだけ避けたい主義。
迷わず、裏道に回ります。



11時を過ぎ、ぼちぼち参拝客も多くなってくるであろう表参道とは異なり、裏道は人の通りも少なく、思わずひゃっほうとダッシュしてしまいたくなるほど。
‥‥いい大人が走るなよ、と思わなくもないですが、そこは"旅の恥はかき捨て"ということで。



金刀比羅宮の図書館。
月に3回、4時間ほどしか開館せず、また、入館は予約制、とのこと。

‥‥なんで誰もいないのに写真を斜めに撮ってしまうんだ、私は。



図書館の東側にある建物には、裏側には"學藝館"の文字が。
こちらも常時開館という訳ではなさそうです。



そんなこんなで、琴平の街に下りてきてしまいました。

表参道でお土産を買うなどの予定のない方は、こちら側に下りてくるのも、悪くないかも。
ただし、うどん屋さんなんかもこちらには無いので、注意が必要です。

私はサンドイッチとカフェラテを堪能したばかりだったので、今回はうどん屋もパスしたけど。



大宮橋より、金倉川の上流方を望む。

金倉川の上流には満濃池という、日本最大の灌漑用のため池があります。
瀬戸内海沿岸は雨の少ない地域なので、灌漑用のため池が各地にあり、ことでんの車窓からも、いくつかのため池を見ることができます。



大宮橋より、金倉川の下流方を望む。

川のすぐ横に、琴電琴平駅のホームがあります。
というか、停車中の電車、よく見ると、高松築港からここまで乗ってきた電車だ。



ついでなので、JRの琴平駅にも立ち寄ってみました。



琴平駅の一角に展示されている蒸気機関車の動輪は、"四国鉄道発祥之地"のモニュメント。

国鉄の前身、讃岐鉄道が丸亀・琴平間を開通させたのが1889年のこと。
現在のJR四国の路線としては、ここが初めて開通した区間ということになります。

ただし、その前年に伊予鉄道が松山(現在の松山市)・三津間で開業しているので、"四国で最初に開業した鉄道"は伊予鉄道、ということになります。



琴平駅の入口。

"駅"の旧字体である"驛"が用いられているところに、歴史を感じます。
ただし、これは復刻版っぽいですが。



琴平駅のホーム。
上屋にも、ちょっぴりレトロ感があります。

琴平駅界隈には現在のJRとことでんのほか、琴平参宮電鉄や琴平急行電鉄といった路線が延びていましたが、いずれも廃止後50年以上が経過しています。

そんなこんなで、琴電琴平駅に戻ります。
琴電琴平駅では発車10分前より改札が始まるため、それまでは駅舎内の待合室で待つことになります。



高松電気鉄道1080形電車
高松築港からここまで乗ってきた電車と、同じ形です。



1080形電車の前方。

同じ1080形電車ですが、この車番1081・1082の編成は1959年の製造で、ほかの車番の製造年よりも一年早くなっています。
なので、来年にはこの編成も"還暦"を迎えることになります。



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