桜燕館 -さくらつばめの気まぐれブログ-

日々の雑感と、たま~の旅日記。

センチメンタル・ジャーニー ~高松・琴平~ vol. 12

2018-05-09 | センチメンタル・ジャーニー ~高松・琴平~

栗林公園北口 1018 -【高徳本線】- 1024 高松



高松駅に到着しました。

高松駅は予讃線と高徳線の始発駅。
予讃線は松山を経て宇和島まで、高徳線は徳島までを結んでいます。
ただし、駅番号は予讃線が"Y00"と高松から付番されているのに対し、高徳線は終点の徳島から付番され、高松は"T28"となっています。



栗林公園北口から高松まで乗ってきた、JR四国1500形気動車
前日に志度から造田まで乗った列車と同じ形ですが、こちらは2両編成でした。

高松駅から、再びの高松港へ。



一日目に乗った、四国フェリー(四国急行フェリー)。

運航本数が少なくなった現在では、この"第一しょうどしま丸"が、1隻で高松・宇野間を往復して頑張っています。
もともとは小豆島航路で使われていた船が、名前を変えることなく高松・宇野航路へ転属したため、小豆島に行かない"しょうどしま丸"となっています。



沖合に延びる防波堤と、その先にある赤灯台。
せっかくなので、行ってみます。



防波堤、赤灯台に向かって右側。
四国フェリー(四国急行フェリー)が、宇野へ向けて出航してゆきました。



左側に目を向けると、女木島が手前に見えます。

奥に薄く見えるのは、対岸の児島半島。
この日は晴れていたので、初日より鮮明に見ることができました。



再び右側。
後ろを振り返り、サンポートのビル群を望む。



今度は小豆島フェリーが、小豆島の土庄港に向けて出航してゆきました。
小豆島フェリーも、四国急行フェリーと同じく四国フェリーの子会社です。



今度は高速艇が、高松港へと入ってきました。
いろんな船の往来を眺めるのも、なかなか楽しいものです。



赤灯台、到着。
沖合右側にあるのが小豆島、一つ島を挟んだ左奥が、豊島(てしま)です。

豊島といえば、かつては産業廃棄物問題で揺れた島、ということで有名でした。
その後、廃棄物の処理は終わりましたが、依然として環境への影響は残っているそうです。

本来は瀬戸内の美しい島の一つであるだけに、そういうことで名が広がるのは残念な話。
私の住む大牟田も、未だにマイナスイメージで語られることが多いし。

‥‥大牟田の話はここでは関係ないので、先に進みます。



防波堤、赤灯台に向かって右側の沖合。
先ほど出航していった小豆島フェリーと、こちらに向かってくる別の船が見えます。



防波堤、赤灯台に向かって左側から。

右端に見えるのが女木島。
真ん中に見える、三角形の小さな島が、大槌島。
左端は、高松市の西、五色台から瀬戸内海に突き出た大崎ノ鼻と、その沖合に浮かぶ小槌島。
向こう側に広がる陸地が、児島半島です。

女木島の横を通過しているのは、先ほど宇野へ向けて出航していった、四国フェリー(四国急行フェリー)です。



再び、赤灯台に向かって右側から高松市街地を撮影。
右に行ったり左に行ったり、さっきから忙しい。

防波堤では釣りを楽しむ地元の方も多く、四国方言が飛び交っていました。
関西弁じゃないけど、関西弁に近い、そんな感じ。



先ほどからこちらに向かってきていたフェリーの姿が、大きくなってきました。
こちらは、小豆島国際フェリー。

先ほど出航していった小豆島フェリーとは、別の会社です。
また、小豆島フェリーが高松港と小豆島の土庄港を結んでいるのに対し、小豆島国際フェリーは高松港と小豆島の池田港を結んでいます。

高松港と小豆島を結ぶフェリーとしては、ほかに小豆島の草壁港を発着する内海(うちのみ)フェリーがあります。
土庄港は土庄町に、池田港と草壁港は、それぞれ小豆島町として合併する前の旧池田町と旧内海町にあり、平成の大合併が始まる前の3町それぞれに高松からのフェリー発着港があることになります。




防波堤から中央埠頭へ。
海へ下りていく階段から、再び児島半島方面を撮影。



こういうモニュメントって、真ん中の部分に人が入って撮影するのが正解なんでしょうけど。
せっかくなので、撮ってみます。

このモニュメントには、"MATAKITENE"という名が付いているそうです。
"また来てね"か‥‥また来る機会、あるといいな。



サンポート広場の一角にある、噴水。
写真ではまったく分からないかと思いますが、中央の柱から、絶え間なく水が滴り落ちています。



サンポート高松、中央埠頭にあるレストハウス・ミケイラで、少し早めのランチ。
まずは、サラダに、アイスコーヒー。



鉄板に乗ってきた熟成ハンバーグに、パン。
値段の割に、ハンバーグ、ちっちゃ!と思ったけど、肉厚で美味しかったので、まあ良しとします。



サンポート広場より、シンボルタワーを望む。



サンポート広場の一角にある、どでかいアート作品。

タイトルは、"国境を越えて-海"。
台湾を襲った大型台風により崩れた山から流れ出た流木をメインに、台湾原産の木材を使って造られています。

この作品のモチーフは、船。というか、宇宙船かな?
船首に子どもを乗せ、北極星を頼りに、宇宙へと旅立っていくところを表している、とのこと。



高松港旅客ターミナルビルの1階にある、宇高連絡船鉄道線路モニュメント。

高松港周辺は再開発が進み、宇高連絡船が運航していた当時の面影はまったくありませんが、密かにモニュメントとして残されていました。
高松駅とフェリー乗り場を行き来するときは、ペデストリアンデッキから旅客ターミナル2階部分を経由する形となり、わざわざ1階に下りると遠回りになるし、この場所自体がとにかく目立たないので、思わず見逃してしまうところでした。



サンポート高松・シンボルタワーのホール棟屋上広場より、児島半島方面を望む。
初日はタワー棟の屋上広場に上がったので、最終日はホール棟の屋上広場に上がってみた。

両者とも建物の8階部分にあり、場所的にも隣り合っていて、高さもほぼ同じ。
ただ、タワー棟の屋上広場は、30階まであるうちの8階なので、屋上というよりはテラスに近い。
一方、こちらのホール棟は正真正銘、この8階が最上階です。

ところで、ホール棟のエレベーター、8階まで行くものと、7階までしか行かないものがある。
ただ、▲ボタンをいくら押しても、やってくるのはなぜか、7階までしか行かないものばかり。

エレベーターホールの向かって右側のやつは8階まで行きますが、左側のやつは7階までしか行きません、って書いてあるから、右側の▲ボタンを押しているのに、なんで左側のやつばかりが来るんだい?
このままじゃ、8階、行けないじゃないか。

‥‥あ、そっか。

とりあえず、2回目にやってきた、7階までしか行かないエレベーターに乗り、7階まで行く。
で、7階のエレベーターホールで、▲ボタンを押す。

こうして、無事に8階まで辿り着くことができました。
やれやれ。



ホール棟の屋上広場より、防波堤や赤灯台方面を望む。



屋上広場より、高松港の東方を望む。

正面に見える平たい丘は、屋島の戦いの舞台となった、屋島。
平家物語に出ても出てくる、弓の名人・那須与一が、扇を矢で見事に射抜いたとされる場所です。



高松港に停泊中の、オリーブマリン。
高松と土庄港を結びます。

高松と小豆島を結ぶフェリーや高速艇、路線が豊富ですね。



サンポート高松から10分ほど東に歩いていったところに、宇高国道フェリーのりばがあります。

一日目のレポートでも紹介しましたが、宇高国道フェリーは、2012年に運航休止となっています。
フェリーポートには、運航されないままのフェリーが、静かに佇んでいました。



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