桜燕館 -さくらつばめの気まぐれブログ-

日々の雑感と、たま~の旅日記。

センチメンタル・ジャーニー ~高松・琴平~ vol. 7

2018-05-04 | センチメンタル・ジャーニー ~高松・琴平~

琴電琴平駅を降り立ち、金刀比羅宮へと向かいます。



琴電琴平駅を出てすぐのところにある、大鳥居。
袂に架かる橋は、大宮橋です。

この道を真っ直ぐ歩いて、突き当たりを左に曲がります。
200mほど進み、点滅信号のある交差点の角を右に曲がると、金刀比羅宮の参道へ。

朝一番に行ったにも拘らず、既に参拝客の姿が多く見られました。
しかも、途中で修学旅行だか野外活動だかの中学生と思しき集団と出くわしたので‥‥。



一之坂鳥居。
思いっきり見切れちゃってますが、中学生集団がぞろぞろ歩いている中での撮影は難しく、これが精一杯でした。

ちなみに、金刀比羅宮の石段は全部で785段あるそうですが、ここはまだ100段ちょっとの地点。
件の中学生と思しき集団の中には、"もう無理"なんて言っている子もいましたが‥‥。

こちとら、きみらの親世代の40過ぎのおっさんやが、まだ全然へっちゃらやで。
‥‥日頃から"一万歩ウォーキング"を続けている成果でしょうか。この先も、すいすい上っていくことができました。



365段上ったところにある、大門。

人が写り込んでしまっていますが、これくらいの大きさだったら大丈夫でしょう。
解像度があまり高くないデジカメって、こういうとき、逆に便利だったりします。

中学生の集団はこの手前の広場でいったん集合となったらしく、この時点ではいませんでした。
その代わり、今度は外国人の集団が大きな声で喋っていて、結構煩かったです。

どこの国の人、というのは、敢えて言いませんが‥‥。



笑顔でしあわせ。こんぴらさん!!



この辺り、桜馬場といって、数十株の桜が並び、桜の季節には爛漫に咲いた桜が左右から枝を交え、すばらしい桜の道となる、とのこと。
もちろん、この時期はすっかり葉桜となってしまっていますが、新緑の季節に訪れるのも、それはそれで、悪くない。



正面から撮影すると、こんな感じ。



桜馬場西詰銅鳥居。
この鳥居の手前で、石段を
431段上ってきたことになります。



祓戸社(はらえどのやしろ)。



そして、石段はまだまだ続く。

この石段を上りきったところに旭社がありますが、正しい参拝ルートは、旭社の手前で右に折れ、廻廊に沿って進みます。



青銅鳥居。



ブレまくり、しかも逆光で、完全な"失敗作"ですが、折角なので載せておきます。



賢木門。
賢木は"さかき"と読みます。

この先にある手水舎で、心身を清めます。
手水の作法は、事前に金刀比羅宮のサイトでチェックし、シミュレーションも行ったので、たぶん間違わなかった、と思う。



真須賀神社。
ここを左に曲がると、いよいよ最後の直線です。



ゴールが、見えてきました。
そして、ついに‥‥。



着いた~!!

天気がイマイチなのが残念ですが、それでも、785段、上ってきた甲斐がありました。
写真ではまったく分かりませんが、肉眼では瀬戸大橋も微かに見えました。



この先、奥社へは、ご覧のとおりお参りが不可能となっていました。
今年の10月には復旧工事が完了する見込み、とのことですが、奥社まで行くと石段をさらに600段近く上ることになるので、体力的にも時間的にも余裕があるときに参拝した方がよさそうです。



御本宮の右側にある、神饌殿。



御本宮。

拝礼作法についても、事前にチェックして行ったので、間違えてはいない、はず。

この一角で、"開運こんぴら狗みくじ"なるものを引いてみました。
賽銭箱の中に100円を入れ、ワンコの背中に入っているおみくじを、蓋を取ってひとつ引きます。

結果は"小吉"でした。
‥‥ここ数年、"大吉"が全然出ない。

高校生の頃には2年連続で"凶"を引いたこともあるので、それに比べればマシですが。



御本宮から、南渡殿という長い廊下があります。
この下を潜って反対側に出ると、睦魂神社や神庫・神輿庫があります。



南渡殿の先にあるのが、三穂津姫社

御本宮に祀られている大物主神の后にあたる、三穂津姫神が祭られています。
南渡殿は、いわば"夫婦の絆"なんですね‥‥なんて、しみじみ。

‥‥独り身の私には関係のないことでございますが。



三穂津姫社の南側にある絵馬殿。
金刀比羅宮は航海安全祈願の信仰を集めていることから、
船の模型が展示されていたり、船の絵馬や写真が多く掲げられていたりしています。



三穂津姫社の正面より延びる下向道の階段を下りて、帰路に就きます。
雨上がりで滑りやすくなっていることもあり、上りより下りの方が却って怖かった。

実は、この時点で、琴電琴平駅を出て、まだ1時間ほどしか経っていませんでした。
途中、中学生の集団やら外国人のグループやらを追い抜き、彼等がやってこないうちに参拝を済ませようと思ったら、あっという間に御本宮まで来てしまった。
今となっては、少々もったいないことをしてしまったかな、とも思います。

まあそれも、独り旅の醍醐味、ということで。



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