桜燕館 -さくらつばめの気まぐれブログ-

日々の雑感と、たま~の旅日記。

センチメンタル・ジャーニー ~高松・琴平~ vol. 11

2018-05-08 | センチメンタル・ジャーニー ~高松・琴平~

さて、最終日。

ホテルでチェックアウトを済ませ、高松駅のコインロッカーに荷物を預け‥‥。



駅構内にある商業施設・COM高松にある、UCCカフェプラザで、モーニングを堪能。

高松駅前から中央通りへ出て、ひたすら南へと歩くこと、約25分。



栗林公園に、到着。
国の特別名勝に指定されている文化財庭園の中でも、最大の広さを持つ庭園です。



入口を、正面から。

栗林公園は日の出とともに開園され、日の入りとともに閉園となります。
4月は、朝の5時半から開園、とのこと‥‥早っ。



券売機で入園券を購入し、いざ、入園。
相変わらずのピンボケぶりですが。

入園券を千切ったりハンコを打ったりされることなく、そのまま入園してしまったのですが、良かったのか?
係員さんの姿も見当たらないまま、その辺のおっさんみたいな人が、タメ口で"パンフレットもろた?"なんて声をかけてきたので、慌ててパンフを取った。
‥‥もしかしたら、その辺のおっさんみたいな人が、係員さんだったのか?

とりあえず、入園。



この時期に綺麗なのは、やっぱりツツジですね。



ツツジ、もう1枚。



石梁にて。



水面に、無数の浮草。



芙蓉沼の一角で、気持ちよさそうに歩くアヒル。
‥‥って、これ、レプリカですが。

芙蓉沼、夏には一面に蓮の花が綺麗に咲く、とのことですが、この時期は枯れ草のようなもの覆い尽くされていたので、写真は撮りませんでした。



群鴨池。
高松市街地のビルが、水面に映ります。

水面にビルが映る風景、個人的に好きなのです。
都会のオアシス、という感じがして。



少し広いところに出てきて、もう1枚。



花菖蒲もまだ開花していないので、花菖蒲園の傍のツツジを撮影。



以上、北庭回遊コースの模様をお伝えしました。

北庭回遊コース、パンフレットには所要時間・約40分とありましたが、結果的に15分ほどで回ってしまいました。
蓮や花菖蒲の開花時期だったら、もう少し時間をかけていたかも知れませんが。

続いて、所要時間・約60分とされている、南庭回遊コースへ。



国内外の皇室や貴族の方々が訪れられた際に植えられたという、お手植松。
ここは北庭回遊コースと重複している地点ですが、北庭回遊のときに普通に通り過ぎてしまっていたので、南庭回遊のときに撮影しました。



鶴亀松(百石松)。
凡人の私には、どの部分が"鶴"でどの部分が"亀"なのか、さっぱり分かりませんでした。



なんか、観たことがない形の松がある。



箱松、だって。



根上り樫。



肝心の根っこの部分が看板で隠れているという、痛恨のミスを犯してしまいました。



はてさて、またまた変わった形の松を発見。



屏風松と箱松だって。
さっきの写真の奥の背丈の高い松並木が屏風松で、手前が箱松かな?

"ほかには見られない本園ならでは~"って、確かに、こんな形の松、観たことがない。



梅林橋。
緑の中にある朱い欄干が、目を引きます。



梅林橋より、北湖を望む。
よく見ると、魚が泳いでいます。



ぼたん石と見返り獅子。
見返り獅子はなんとなく分かったけど、ぼたん石は結局分からんかった。



日暮亭。



土・日・祝日には、こちらで雑煮や抹茶を嗜むことができます。
この日は平日だったので、ご覧のとおり、閉まっていました。

香川県の雑煮は"あん餅雑煮"といって、雑煮に入っている餅の中にあんこが入っている、全国的にも珍しい雑煮です。
私はこの曲で、それを知りました。



‥‥さて、本題に戻ります。



西湖。
この一帯は、恐らく紅葉の頃が一番綺麗でしょう。



フジの花も、綺麗に咲いていました。



栗林公園の西側、西湖を隔てて石壁が続いています。
左端が、なんとなく濡れた感じになっていますが、水が流れていない。



‥‥と、いうことでした。



‥‥ん?なぜにこんなところにソテツ?



なるほど、薩摩藩からの贈与品だったんですね。納得。
鳳尾塢(ほびう)というらしい。

どうでもいいけど、"塢"なんて漢字、初めて見た気がする。



涵翠池(かんすいち)。



睡竜潭(すいりゅうたん)と慈航嶼(じこうしょ)。
西湖の南端にあたるこの辺の池だまりを睡竜潭といい、その中の島を慈航嶼といいます。
中の島までは津筏梁(しんばつりょう)という橋を渡って行くことができます。

幅が狭くてややスリルがありますが、せっかくなので渡ってみます。



慈航嶼からみた、小普陀(しょうふだ)。
室町時代に作られた築山で、栗林公園はここから始まったといわれています。

本来はもっと広範囲に大小の石が積まれているのですが、この日は作業員さんがこの辺一帯を草刈り作業中で、作業員さんが写り込まないように撮ったため、中途半端な感じになってしまいました。



慈航嶼から到岸梁(とうがんりょう)を渡ると、小普陀のある方へと行くこともできます。
今回はそのままバックし、津筏梁を渡って元の道に戻ります。



青空に映える、松の木。



大正天皇のお手植松、でした。



南湖。
中央に見える島は、楓嶼(ふうしょ)。



なんとなく、木漏れ陽。



緑色の楓というのも、それはそれでオツなものです。



こちらの島は、天女嶋(てんにょとう)。



またまた、意味もなく、木漏れ陽。



橋が見えてきました。



偃月橋(えんげつきょう)。

それにしても、栗林公園にある島や橋、難しい読みのものが多いです。
もっとも、栗林公園自体、"くりばやし"ではなく"りつりん"なので、難しいといえば難しいけど。



橋の反対側からも撮影。
途中でほかのお客さんが来たため、角度を斜めにして撮りました。



偃月橋の真ん中から、西方を望む。
正面にある島は、杜鵑嶼(とけんしょ)です。



吹上。
栗林公園の南東側にある湧水で、ここから園内の湖や池に向かって水が流れています。



水の湧き出る様子を撮りたかったのですが、イマイチよう分からん。
実際に訪れてみないと分からないかも。



鶏林石。



飛来峰から、南湖を望む。



栗林公園、ミシュランガイドの三つ星施設にも選ばれているそうです。



飛来峰を下り、再び偃月橋を撮影。



恋ツツジ、だって。



先ほど、偃月橋の上から何気なく撮影した杜鵑嶼ですが、よく見ると、確かに正面にハートの形をしたツツジがありますね。
しかし、偶然というか、剪定作業をした人が密かに狙って形作ったのではないかと、思わないでもないのですが。



迎春橋。
南湖と北湖を結ぶ水路に架かる橋です。



また別の角度からの南湖。
南庭回遊コースは、南湖をU字型に回るコースとなっています。



南湖を遊覧する和船の姿が見えます。



根上り五葉松。
こちらも人が映り込まないように斜めに撮ったので、全体を入れきりませんでした。



涵翠池。
ここも、先ほどとは反対側からの撮影となります。



揚橋。
先ほどの迎春橋と同様、南湖と北湖を結ぶ水路に架かる橋です。
木に隠れてよく見えませんが‥‥。

昔、和船が南湖と北湖を行き来する際、この橋を揚げて通していたそうですが、現在では揚げることができなくなったため、和船は揚橋の袂から南湖へ向けてのみ出るようになった、とのこと。



芙蓉峰という小高い丘から、北湖を望む。
こう見ると、梅林橋、確かに朱色が映えますね。



もう一枚。

飛来峰や芙蓉峰は階段状になっているので、スニーカーとかの方がいいかも。
私が履いていたウォーキングシューズ、足裏が若干滑りやすい素材でできているので、足元が若干心許なかったです。

以上、南庭回遊コースの模様をお伝えしました。
南庭は季節に関係なくそれなりに見所があり、見て回るのに50分ほどかかりました。

さて、どう帰るか。
来た道を帰るのは、やはり面白くない。

ということで。



またもや、意味もなく木漏れ陽なんぞを撮影しつつ。



北門へと出てきました。



栗林公園北口駅。
北門を出て、250mほどの所にあります。

神社の鳥居の隣に入口があるという、珍しい駅。



階段を上ります。



栗林公園北口駅の駅名標。



ホームが一本あるだけの、無人駅。
トイレもありません。

こちらは徳島方面。



高松方面を望む。

栗林公園北口駅に停車するのは普通列車のみで、特急はもちろん通過していきます。
ただし、列車の通過時刻についての案内板はあるものの、通過列車の案内放送などはないため、注意が必要です。

ここでも列車の写真を撮ったものの、ブレ方が半端なかったので、やむなくボツにしました。

‥‥今回だけで70枚もの写真を紹介した訳ですが、最終日、まだまだ続きます。
写真を撮るのはいいけど、纏めるのも結構大変だ。



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