基本的には、描き下ろしとかというよりも、これまでの版権絵の集合体です。
P.A.Worksは、この人抜きには語れない、それが関口さんです。
その線の特徴は、今風からはちょっと外れた”硬い”タッチ。
雑とか、荒いとかではなく、硬い、のです。
岸田メル絵が原案でも、やっぱりそう。
そこから生まれる味は、
・生々しい、実在するかのような女の子
であり
・悩みをもつ、青春期のごつごつした感情
を表現できる。
P.A.Worksが、脳みそ何も考えていません的な作品ではなく、常に、若者の青春期の葛藤や恋愛感情を表現する作品を作っている以上、関口さんの絵が求められるのは、必然と言えましょう。
true tears Blu-ray Box
関口可奈味 P.A.WORKS イラストレーションズ