いや～疲れる。

インターステラー。
座席がビリビリ振動するくらいの迫力ある音響でビシビシ迫るかと思えば、ふっと静寂に包まれる・・・。モノリスを思わせるようなロボット（？）が出て来たり、神秘的な宇宙空間の描写とそこを飛行する宇宙船がとてもきれいだったり・・・。「２００１年宇宙の旅」と比較されることが多いようですが、確かにそういう要素は多いです。でも違うのは、主人公の感情が前面に押し出されていて、観ている側の感情移入がしっかり出来る点です。結末はちょっと御都合主義かなと思いますが、まぁ５次元の話しですから（笑）。でもただ荒唐無稽な訳ではなく、「トップをねらえ！」でおなじみの相対性理論のウラシマ効果や、ワームホールやブラックホールも理論的に検証されて描かれているそうですから、限りなく現実に近いんでしょう。そういう意味でも入り込みやすいです。特に終盤のピンチの連続は手に汗握り、いつの間にか肩に力が入った状態で観ていましたので、終わった瞬間にどっと疲れました。