東京の集合住宅で、エレベーターに挟まれて高校生が死亡した事故。機器の不具合で予想外の動作をした事が原因なのは言うまでもないんだろうけど、そこに至るまでには管理する側の問題があった事も事実だろう。機械のメンテナンスは、専門的な知識や技術が必要。一定以上のスキルがあれば誰でもメンテナンスは出来るだろうけど、ただ機器個体の特徴や注意点があるのも事実で、そういう点を熟知した特定の人間がいると安全性も高まる。昨今は効率やコストを抑える目的で、保守点検を委託する相手をなんでもかんでも入札で決定することが主流になっているが、個人的にはハッキリ言って賛成出来ない。スキルはあっても現場の特徴を知らない人が突然やって来てメンテナンスを行い、慣れた頃に契約が切れてまた新しい人がやってくる。これでは安全性の向上は難しいのは誰でも分かることだ。もちろん随意契約の弊害も否定する気はないが、ことライフラインや人命を預かるような機器に対するメンテナンスは「その機器をどれくらい良く知っているか」がとても重要だと思う。誰とは言わないがどこかの市長も効率を追い求める事に躍起になって、その手下達も現場を全く顧みない路線を突っ走っているが、どこかで今回のような事故が起きないように祈っています。万が一のことが起きて、100歩譲って職員が怪我したのだったら良いけど、市民が怪我したり亡くなったりしたらどう責任とるつもり?つかそういう市長を選んだのは市民なんだから自業自得になるんだろうか。
追記
ええっ!?
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ええっ!?