Argus社は、米国の老舗カメラメーカーで、弁当箱とか煉瓦とか言われた真四角なボディ持つC3が有名でした。このC3は1930年代から1950年代頃まで販売が続いたベストセラ-カメラでした。時は経て1970年代には、日本からのOEM製品としてM42マウントの一眼レフ「CR-1」や「GR-1」などを販売していました。
今回のレンズは、一眼レフの標準レンズとして販売されていたArgus Auto-Cintar 55mm F1.7です。このレンズも「made in Japan」です。ネット上では富岡光学製だとかいろいろ議論されているレンズのようです。
レンズ構成 5群6枚
最短撮影距離 0.5m
重量 220g
フィルター径 52mm
外観上の特徴は、距離環がエンボス加工ラバーになっています。なかなかお目にかからないデザインで、格好良いです。
写りのほうは、遠景では周辺は少し甘い感じがしますが、中心は十分にシャープです。
最短撮影距離付近では、ボケも比較的きれいです。
こういうシーンでは少しグルグルボケがでます。
また条件によっては、弱い二線ボケも出ます。
いずれも SONY α7+Argus Auto-Cintar 55mm F1.7
総じておとなしめのレンズですが、使い方によっては少しだけ個性を主張するレンズのようです。
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