迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

地味だけどすぐれもの MINOLTA AF ZOOM 24-50mm F4

2023-11-26 15:47:21 | A-mount by KONICAMINOLTA, SONY

本日のレンズは、ミノルタのフィルム時代の24mmから始まる標準ズームAF ZOOM 24-50mm F4です。まるで単焦点の標準レンズのような小型軽量、そして焦点距離で開放F値が変化しない標準ズームレンズです。

   レンズ構成   7群7枚
   最短撮影距離  0.35m
   フィルター径  55mm
   重量               285g

純正のフードは、24mmの画角をカバーするために、薄型になっています。

同じ24mm始まりのズームレンズAF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5と比べると、かなり軽く手持ち運びに便利で、さらに使いやすい焦点距離なので、フィルム時代には旅行のお供として活躍してくれました。
デジタルで使うのは久しぶりです。今回はAPS-Cサイズの一眼レフにつけて使いました。35ミリ判換算で36-75mmの画角になります。
まずは短焦点側で。四隅までしっかり解像しています。

次に長焦点側で。

長焦点側の近距離で。この状況ではボケは若干硬い感じですが、なかなか立体的です。

さらに最短撮影距離で。中心部はしっかり解像しており、背後のボケはなだらかでよい感じです。


  いずれもSONY SLT-A33+AF ZOOM 24-50mm F4

ズーム比が2倍の、今となっては地味なレンズですが、小型軽量で写りも良く、なかなかのすぐれものです。比較的安価で入手可能なようですので、おひとついかがでしょうか。


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