今日のレンズは、シグマのコンパクトな広角レンズ MINI-WIDE 28mm F2.8です。マウントはキヤノンFDマウント。
レンズ構成 6群7枚
最短撮影距離 0.22m
フィルター径 52mm
重量 224g
28㎜ F2.8というスペックのレンズですが、1978年にシグマは当時の最新技術を駆使してコンパクトな広角レンズMINI-WIDE 28mm F2.8を作り上げました。22cmまで寄れてマクロ的な使い方ができること、カメラメーカー製より安価なことも相まって、8年にわたって人気商品となったそうです。その後、レンズ構成が変更になったII型(MINI-WIDE II 28mm F2.8)にバトンタッチされました。(※1)
MINI-WIDE II 28mm F2.8がなかなか良い写りをするレンズでしたので、初代のMINI-WIDEはどんな写りをするのだろうかと、ちょっと期待していました。
入手した個体に若干曇りが出ているせいか、すっきりとした写りにはなりませんでした。光が当たったところはハレーションが出ています。
最短撮影距離付近では、ちょっともやもや感が残ります。
いずれもSONY α7+SIGMA MINI-WIDE 28mm F2.8
以前に紹介したSIGMA WIDEMAX YS 28mm F2.8に比べると、格段に画質は進歩していますが、さらに改良されたII型に比べると、もう一歩というところでしょうか。
<参考文献>
※1:https://www.sigma-sein.com/jp/ohsone/28mm_1/(2023/09/18アクセス)