岩千晶のつれづれ日記

教育工学を専門とし,高等教育における学習環境デザインに取り組むママ研究者の岩千晶が気の向くままに書いている日記

やさしい息子

2008年04月09日 | Weblog
先日,夫と些細なことでもめていた.といっても,そんな深刻なムードではなかったのであるが,まぁ,夫にあれこれいわれていて,私は黙ってそれを聞いていた.

するとりくが夫のほうに走っていって「パパ,ママやめてっていってるよ」といった.そして,私のほうに走ってきて,抱きついて私の頭をなぜなぜしてくれた.

めっちゃ優しいやん!

私と夫はものすごく感動!!私は「そろそろ,やめてほしいなぁ」とおもっていたけれど,黙っていた.黙っていたのに,息子は私の気持ちを代弁してパパを止めにいってくれた.

なんと優しいのだろう.本当に.VIVA息子!

夫も息子の姿を見て反省したのじゃないかな.あはは^^;

京都大学 大学教育フォーラムで発表

2008年04月08日 | Weblog
京大で大学教育フォーラムがあり,1日目遠海さんと村上先生と共同で関大の取り組みについて発表した.2日目は,京都外大の映像制作の取り組み「学生の主体的な取り組みを目指した映像制作実習」について発表した.

遠海さんは,発表前はどきどきしているようであったが,3分もすれば冷静に淡々とこなしていた.質疑応答でまたどきどきしていたが,一生懸命答えている姿がうかがえた,FRESHな感じでよかった^^.岡山大学の橋本先生からの質問がすごく核心をついていた.「SAの主体性を考えて,支援内容の幅を広げたりすれば?」という意図があったと思うが,私も本当にそう思う.

いまそういう活動が少しづつ増えてきているが,その活動の意味が学内の組織で理解されて,広まっていけばいいと心から思う.そういうきっかけをどんどん作りたいと思う.

自分の発表は…たくさん質問を頂いた.一番鋭かったのは法政大学のF田先生の質問.自分の中でうまく答えられていないなぁという気がした.この実践を論文にする際には,きっちり説明できるようにしなければ.そのロジックを今も考えている.^^;

大学コンソーシアムがきっかけで,F田先生にはすごく本当にお世話になっている.研究や活動についていろいろとアドバイスをいただき,勉強になる.ありがとうございます!

our family boom

2008年04月07日 | Weblog
いま我が家で流行っていることは,週末河川敷でランチを食べることです.我が家から淀川までは徒歩10分以内.お散歩を兼ねて出かけて,ござをひいてランチを食べる.りくは走り回ってます.

いまは桜も咲いていてとってもきれいで癒されます.昨日は会社の同期家族とお花見.
来週もママ友アンドそのキッズで総勢20名のメンバーでお花見の予定.

研究も育児も謳歌しています!

もっと勉強せぇーって?朝早起きして&平日りくが保育園に行く間にがんばってるんだけど…さらに努力します!


FDフォーラムに登壇して・・・

2008年04月07日 | Weblog
FDフォーラム無事終わりました.

第八分科会のテーマは「新しい授業支援のあり方」でした.

徳島大学神藤先生,法政大学藤田先生,関西大学水越先生,岩崎が登壇して,京都外大の村上先生による指定討論でした.

徳島大学は合宿をしたり,授業コンサルをしたり,全学的なセンターがあるからこその大規模な活動,ダイナミックな活動について話を聞けた.私も関大で授業コンサルのようなことをしているが,同じ授業コンサルでもずいぶん違うなぁと感じた.

徳島大学は,新任教員を対象にして,センターのやり方にそった授業コンサルを行っている.センターのやり方とは,授業ビデオをとる,センター教員が参与観察をして感想を書く,それらをもとに教員と共に振り返るといったことである.どの先生に対してもこうしたやり方を経て,授業の改善を支援している.

関大の場合は,希望者の先生を対象にピンポイントでの授業改善をしている.ピンポイントというのは,「これを改善したい,こんなことできるのなら,やってみたい」という先生方が提示された課題や要望にポイントをあてて改善案を考えるというやり方である.徳島大学のようには,予算も人でもないし,関大では同じことはできない.ただ,同じようにはできないが,ピンポイントの授業支援だけでも,かなりのことはできるのではないかと思っている.

授業コンサルにもいろんなタイプがある.大学は,自分の大学の規模や特色や状況に合った支援の仕方を見つけてやっていかないといけないと思う


法政大学は兼任の教員でFDを実施している.兼任といっても,やる気のある教員を一本釣りで登用しているようで,それが成功に結びついている要因に思えた.藤田先生もご自身の関心が強い初年時教育でのFD活動をされているし,たぶん,他の担当の先生方も自身の関心分野と近いところでFD活動を行われているのではないかと思う.


これまで大学教育関係の研究会にはあまり顔を出していなかったが,今後はこういう機会をもっと増やさないといけないな.勉強になることも多かった.