岩千晶のつれづれ日記

教育工学を専門とし,高等教育における学習環境デザインに取り組むママ研究者の岩千晶が気の向くままに書いている日記

さみしいって一人では言えない

2008年12月07日 | Weblog
昨日,夫がK-1を見ていた.普段は忙しくテレビを見る暇なんてほとんどない夫.ひさしぶりにゆっくりテレビを見ているので,私とりくは先に寝ようとしていた.私がりくに「パパ,テレビ見るから先に寝ようね.いつもお仕事で忙しいからたまにはゆっくりテレビ見たいみたいよ」というとそのときは納得して,洗面所に歯を磨きに行った私たち.

でもりくは再び「なんでパパねないの?」と私に聞く.「自分でパパに聞いてみたら?」というと「説明して」といわれる.そして,もう一度説明をしたが,りくの顔を見ていると夫と一緒に眠りたそうな感じ.

「さみしいの?パパと一緒に寝たいの?」と聞くと「さみしい」と言ったが,すぐに「さみしくない,さみしくない」といったりく.普段はいつも私と二人で寝ているのでたまの土日はりくも夫と一緒に眠りにつきたいみたい.気持ちはすごくよくわかる.

「さみしいなら,自分で一緒に寝てっていってみたら?」というと「さみしくない」という.「いってみたらいいやん」と後押ししたら,「ママ,一緒にいってくれる?」と聞かれた.

ママ,一緒にいってくれる?…このりくの一言に結構な衝撃を受けた.

私はさみしければ,さみしい,かなしければ,かなしいとか自由に発言するほうなんだけど,りくは夫に遠慮して自分からはさみしいって本音を言えなかったのだ.たとえ2歳でもそういう雰囲気を読み取って自分の気持ちを抑えたり,自分ひとりで言えないのなら周りに助けを求めたりするのだな.

小さくても周りの雰囲気を読んでいろいろ自分で考えて行動しているのだなぁと感心したひとときであった.

その後,りくは自分で夫に「一緒に寝たい」との旨を伝えて,ベットでころがりまわって夫と遊んで満足して眠りました.笑

かわいいむすこ.りくたん.