岩千晶のつれづれ日記

教育工学を専門とし,高等教育における学習環境デザインに取り組むママ研究者の岩千晶が気の向くままに書いている日記

非常勤の打ち合わせと竹内先生

2005年03月07日 | Weblog
今日は非常勤の打ち合わせに行った.10時に集合してまずは自己紹介から・・・その後,お世話になる大学のFDに関する説明,事務的な説明等々が続き,昼食会にうつる.この説明会に関する意見はいろいろあるようであったが,非常勤を含む全教員が集まる機会をもっているところは素直に良いと思った.

私は非常勤という立場から,あまり本学の先生に話しかけることもなく,村上派のメンバーと話していた.けれども・・・もし勤務していたとしたら,いろいろな先生の研究を聞いて,共同研究を試みるなんてこともできて楽しそうな会になったりするのかな?とか考えていた.

その後,修士課程のときにお世話になって竹内先生の動機づけに関する講義を聞いた.タイトルは「授業をどうする?:動機づけ方略からの授業分析」である.竹内先生は,動機づけ方略の一手立てとして「テスト内容を最初に見せてしまいます」と話されていた.現場の先生はこれに対して強い抵抗をもたれるとのこと.寺嶋くんはこれに対し自身の日記で,出口を明らかにすることはID的にも当然のことであると話されていた.

私はテストの出し方や普段の授業の仕方によって竹内先生が言われたことに対する反応が違ってくるように思う.唯一の答えが存在する問題ばかりを出していたら,それだけ勉強して,極端に言えば問題の答えだけを暗記して終わってしまうこともある.それならそりゃ現場の先生から反論が出る.けれど,テストの問題を解くにはいくつかの事項についての知識と理解が必要でなければ解けない問題であれば,答えを暗記するだけの問題にはならないのではないかと思う.

う...おなかが痛い 続きはまた今度.