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明日へ続く道

110610 JUT東京前夜

2011-06-10 | 授業作りネットワーク
明日は東京青年塾主催のJUT東京。
今、勤務校で講師を務めてくれているTさんが出場する。
そのTさんと、授業検討会を行う。

まずはこれまで検討してきた7分の模擬授業を実際に披露してもらう。
2分近くオーバーする。
いっしょに見てくれた仲間の先生と共にいくつか改善点を指摘し合う。

その後、自分なりに修正してみた授業を実際にさせてもらう。
ぎりぎり時間内におさまるが、指導言が定まらない。
自分が行った授業も、Tさん自身の授業も、指示や発問よりも、
特に説明の部分が一番うまくいかないことに気づく。
そういえば、先週のセミナーで野中信行先生は、指示、発問よりも説明を重要視していたし、先日発行の「学びのしかけ」のメルマガでも、石川晋さんが、説明についてふれていた。それぞれ意味合いが違うのかもしれないが、「説明」というものにもっとこだわっていく必要があるのだろうと感じた。

再度、質疑や検討の後、もう一度こちらで同じ授業をさせてもらった。
自分自身がした授業なので、客観的評価はわからないが、
自己評価としては、あきらかに1回目よりは2回目の方がすっきりと授業ができた。
もちろん説明についてもだ。

7分の授業ならば、繰り返し練習できる。
くりかえし練習することで、指導言を向上させることができる。
JUTやMINI-1が授業力UPにつながることを改めて実感できた。

その後、Tさん自身が何度か練習した後、最後にもう一度模擬授業を行った。
ずいぶん向上したところもあれば、わかっていてもできないところもある。
見ればできるものではない。くりかえしやってみてできるようになることもある。
先生の個性としてできることやできないこともある。
そういう視点で見ていると、授業って本当におもしろい。
7分で授業を作ろうとするからそれがよくわかるのだろう。

自分がもっと若い時は、こんな場に立とうという意欲が全くなかった。
講師や学生のうちから、こうした場に挑戦しようとするだけですごいことである。
きっとそんな先生たちは、あっという間に力をつけていくのだろうと思う。

模擬授業づくりにいっしょに携わると、本番の見え方が全然違う。
そんな機会を与えてくれたTさんのやる気に感謝である。
明日の本番がとても楽しみだ。

明日のセミナー、席にまだ余裕があるので、当日参加もできます。
お時間ありましたら、是非成蹊大まで足をお運びください。

山田将由さんの4教科講座も超おすすめです。

http://kokucheese.com/event/index/12014/


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