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明日へ続く道

150827 この夏の仕事と、研修と

2015-08-28 | DIARY 2
今日は都内の学校で校内研修の講師でした。
夏休みの外での最後の仕事です。

この夏は、築地、岩手、那須塩原、船橋、世田谷で登壇の機会をいただきました。

昨日、那須の講座でのたくさんの感想が送られてきて、かなりエネルギーをチャージされました。


『学び合い』フォーラム、コーチング研究会の合宿、岡山での免許更新講習が、大きな学びの機会でした。
夏休み明けの方向性が定まりました。


残りの数日、
子どもがやり残してる宿題をやるのいっしょに、
書き切れなかった原稿書きに励みます。
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150803 『学び合い』フォーラムまでの1週間をふりかえって

2015-08-03 | 教師力
『学び合い』フォーラム、2日目の午前中まで参加して帰ってきました。
今週は、コーディネーター研究会や全情研で、授業について考えてきて、最後にこの会に参加できたことで、何がひとくくりできた気持ちでいます。(きっと自分に都合のいいところばかりをアンテナにひっかけていたのだろうと思います)

『学び合い』フォーラムで語っている登壇者の方々がみな、授業の先の子どもたちや社会の姿をみつめて話していることがとても印象的でした。それが『学び合い』実践者の特徴なのかとも感じました。でも、つい先日、佐藤正寿さんと社会科授業の話をしていて、正寿さんも、UDの授業の先の子どもの姿を話していたことに気付きました。恐らく優れた実践家の人達は、教科学習の先、授業の先にある何かを見ているのだろうと思います。それとも、自分自身がそういう人に魅かれているのかもしれません。

 ちょうど一週間で、3つの大きな会にかかわって、子ども観、指導観、授業観について改めて考え、自分の思いを強化できたような気でいます。
今の自分には、それなりの思いがあって、それを生かせる立ち場と、実践できる場所があります。とても光栄なことです。それは、歳を重ねたことの表れでもあるのだろうと思います。
フォーラムでは、「『学び合い』初めて○年目です」って自己紹介でよく聞きました。ふりかえると、ネットワークの福島大会に行った自分は、『学び合い』を知ってもう10年になっています。若い先生が、たくさんの人と出会い、学び、吸収したことを確実に教室に生かしている姿を目にして、あの頃の自分をちょっとだけ重ねていました。
たくさんの実践を見ながら、自分の今の立場で咀嚼していた自分は、ゆっくりだけど、10年前よりは、前には進めているようです。


 明日は、那須の研修会に呼んでもらっています。今度は、学級づくりや関係づくりの話です。先週もらったメールによると、参加者が何と、221人。フォーラムの300人もすごかったけど、200人ってどんなことになるのでしょうか。
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150731 夏季セミナー「授業について考える」を終えて

2015-08-01 | 特別支援教育
 東京コーディネーター研究会の夏季セミナーで講座、模擬授業、交流、対談と行いながら、大きく2つのことを考えていました。

 ひとつは、やっぱり、今の小学校のように、同じ世代の30人がひとつの教室で学んでいく中では、「学び」と「関係作り」を切り離して考えることはできないことです。
 学校におけるユニバーサルデザインという考えが広がっている中で、その対象を、環境づくり、関係づくり、授業づくりにわけて考えていくことが出来ます。今回のように授業に焦点があたることが多いようですが、少なくとも自分のまわりにいる子供たちは、学習のつまずきよりも、人間関係で苦労している子が多いです。先生や友達との関係です。
 どの授業でもクラスでいっしょに行う以上、友達との関係はつきまといます。この関係を整えることが、子供たちの学びにも大きく影響するはずです。

 もう一つは、今の特別支援教育の現場では、「これから目指していきたい教育」と「今、現場がかかえている問題」がせめぎ合っているということです。
 共生社会とか、インクルーシブとか、成熟した社会の中で必要とされてくる考え方を、教育の世界でも見据えていかなればなりません。特別支援教育を学校の外側が支えてくれている方の話からは、こういったこれからの新しい流れが見えてきます。
 けれども、実際の現場、もしかすると特に通常の学級の担任の先生の話からは、これからではなく、今、教室でどうすればいいのかという課題に追われていることがわかります。
 そして、この「これから」と「今」の間がうまく結びつかないでいることが、結構あります。

 また、東京都の通級指導の現場では、巡回指導という新しいシステムの模索が続いています。恐らくこちらもこれからの教育を見据えての新しい施策なのでしょうが、実際の現場では、まだその方向性に乗り切れずに苦労している人もいるようです。

 セミナーの中では、「これから」側と、「今」側の両方の立場で話している自分がいたはずです。きっと、「これから」と「今」の間に立ってできることを模索しているのが、自分の立ち位置なのだろうと思います。
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