授業づくりネットワーク2005in福島を終えて その6
福島集会の最後は、模擬授業を受けてのディスカッション。授業者は、野口芳宏先生。司会は上條晴夫先生。解説が、鶴田清司先生。
前半は、授業の山場の持ち方について。
従来型の授業では、45分の授業の中に大きな山が一つあり、それにむけて授業を展開していった。けれども、今の子どもたちの集中力では、45分の中に山場をいくつか作った方がよいのではないかという話だった。
野口先生の、「本時の目標を決めるのではなく、本時は、指導事項としていくつかの項目を指導するように考えるべきだ」という話が、とてもよくわかった。
やはり、今の子どもたちは、45分を一単位と考えるのはなく、もっと短い単位で指導を続けるような展開を考えるべきだと感じる。
後半は、ノート指導について。
ノートの用途として、野口先生は、「知的生産基地」「知的保存基地」「技能上達基地」の3つを示されている。
そのうち「知的生産基地」としての活用の話が中心となった。
授業中の教師の発問に対して、常に○か×かとか、AかBか、などをノートに記させ、児童が活発に、前向きに考える態度を育てる。つまり、通常よくある「発問→挙手→指名」の形でなく、「発問→ノート→巡視→指名」という形になる。このことで、授業中に児童の形成的評価をすることもできるようになる。
自分は、今まで、ノートの機能として、「知的保存基地」「技能上達基地」としての役割しか考えてこなかった。こうした「知的生産基地」としての活用の仕方も、考えていく必要があるだろう。児童の活発に、前向きに考える態度につなげていきたい。
福島集会の最後は、模擬授業を受けてのディスカッション。授業者は、野口芳宏先生。司会は上條晴夫先生。解説が、鶴田清司先生。
前半は、授業の山場の持ち方について。
従来型の授業では、45分の授業の中に大きな山が一つあり、それにむけて授業を展開していった。けれども、今の子どもたちの集中力では、45分の中に山場をいくつか作った方がよいのではないかという話だった。
野口先生の、「本時の目標を決めるのではなく、本時は、指導事項としていくつかの項目を指導するように考えるべきだ」という話が、とてもよくわかった。
やはり、今の子どもたちは、45分を一単位と考えるのはなく、もっと短い単位で指導を続けるような展開を考えるべきだと感じる。
後半は、ノート指導について。
ノートの用途として、野口先生は、「知的生産基地」「知的保存基地」「技能上達基地」の3つを示されている。
そのうち「知的生産基地」としての活用の話が中心となった。
授業中の教師の発問に対して、常に○か×かとか、AかBか、などをノートに記させ、児童が活発に、前向きに考える態度を育てる。つまり、通常よくある「発問→挙手→指名」の形でなく、「発問→ノート→巡視→指名」という形になる。このことで、授業中に児童の形成的評価をすることもできるようになる。
自分は、今まで、ノートの機能として、「知的保存基地」「技能上達基地」としての役割しか考えてこなかった。こうした「知的生産基地」としての活用の仕方も、考えていく必要があるだろう。児童の活発に、前向きに考える態度につなげていきたい。