授業づくりネットワークの会議の中で授業スタイルについていろいろと学ばせてもらった。
例えば「一斉」か「個人」か「協同」か、こんな観点で授業形態を考える。
自分はそのときに、「子どもの実態」「教師の個性・力量」を考えて、
最適だと思われる授業方法や形態を選択するべきだと考えている。
更に「学年・学校の実状」「保護者や地域の実態」を考えなければいけないときもあるだろう。
こうした条件から、授業方法が選択されるわけだ。
だから、その選択肢はより多くもっていた方がいい。
もしくは、一つの方法を磨きあげて、多くのケースに対応できるようにするという方法だってあるのだろう。
いずれにしても、教師によっても、児童によっても、授業は異なる。
とすれば、若い先生たちに授業について教えたり、見せたりするような立場にそろそろなりつつある自分は、
その先生たちに合わせたものを提供する必要も出てくる。
今の自分がもてる何をどのように教えたり、見せたりするのか、
なかなか難しい。
ただ、一方で、変わってはいけない部分もあるように思う。
スタイルや方法ではなく、その基に流れている考えのようなものは、
たとえ子どもや学校や保護者が変わっても、変わってはいけないものがあるような気がする。
それが何なのかが見えてくるのは、もっともっと先のように思う。