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明日へ続く道

080219 特別支援開発委員報告会

2008-02-20 | 特別支援教育
東京コーディネーター研究会でいつもお世話になっている先生が参加されている特別支援教育開発委員会の報告会に参加させてもらった。

固定学級部会と通常の学級の授業改善部会の報告があった。
もちろん自分の興味は、通常の学級の授業改善部会だ。

部会では、授業改善のポイントとして
「見通し」「個に応じた支援」「豊かな人間関係の構築」「効果的な評価」の4つの視点を示していた。
更に、そのポイントに対応して、8つの具体的な支援方法が紹介された。
今回特に新鮮に感じたのは、そのポイントや支援方法を具体的に実践した授業の報告があったこと。そして、その授業が、6年生と中学生の実践だったことだ。
勝手な感覚では、この手の実践は、低学年がモデルになることが多い気がする。
低学年ほど、発達障害の視点と、他の子への支援の重なるところが多い。
「では、高学年では、中学校ではどうすればいいいの?」という感想を何となく持ってしまうことも少なくない。今回はそこを対象にしていたことがとてもよかったと思う。

さて、4つの視点、8つの支援方法で、日頃の自分の実践をふりかえってみた。
「楽しく、分かる授業」「本時のねらいの明示」「1時間の予定の提示」「意図的グループづくり」など、自分が取り入れていることについての話も多く、自信を深めることができた。(自分の教室での実践もちょっと紹介してくれいた)
一方で、「人間関係の構築」のために、もっと認め合い、学び合いが機能するクラスを作らなければいけないという課題も感じることができた。
クラスにもよるが、授業改善ポイントにある「豊かな人間関係の構築」というのが、やっぱり一番難しいと思う。
特に高学年や中学校では、こうした雰囲気が全面に出にくいと思う。
「人間関係」「学び合い」を築ける具体的な方法を追究していくことが、自分にとっての今の一番の課題なのだということを改めて確認できた思いだ。
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080219 特別支援教育コーディネーターの仕事をふりかえる

2008-02-19 | 特別支援教育
特別支援教育コーディネーターとなって2年が過ぎた。

通常学級の中で、
無理をすることなく、支援を要する子を受け持つ先生の負担を
和らげられるようにということを心掛けてきた。

でも、ふりかえってみると
もう少し積極的に動くこともできたのではないかとも思う。

通常の学級の先生たちの中には、
特別支援という取り組みへの抵抗感があると思っていた。
確かにそれは事実であると思う。
そうした声をたくさん聞いてきた。

けれども、最近気づいたことある。

抵抗感を感じるよりも、
もっと前向きに取り組んでいきたいと思っている人が
自分が感じているよりもたくさんいるということだ。
これは、コーディネーターとして、
もっと早く感じ取らなければいけなかったことだろう。
だから、もっと積極的な動きがあってもよかったのかもしれない
という反省につながっている。

来年の校務で、再びコーディネーターに指名されるかどうかはわからない。
もし、もう一度この仕事を担うことになったら、
通常の学級の担任の立場に立つという基盤を保ちながらも、
もっと理解を広げる取り組みも視野に入れてみたいと思う。
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