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明日へ続く道

120526 UD研関西支部での役目を終えて

2012-05-28 | 特別支援教育
この週末はヘビーな仕事がありました。

授業のユニバーサルデザイン研究会、関西支部での講師の仕事です。
確か今月の初め頃にある方の代役してお声がかかった仕事です。
こう言うときは、せっかくの機会なのでとつい深く考えずに引き受けてしまうのですが、今回は、特に重い仕事となりました。
まず、そもそも登壇予定だった方が、自分もかつて学ばせていただいたことのある特別支援に長けている方であること。その話を聞きたくて参加しようとした人もきっといたことでしょう。
次に、関西学院大学での算数の授業公開が研究会のメインであること。
算数の授業の講評なんてできるわけもなく、かといって特別支援の専門的な話を流暢にすることもできません。
まあ、背伸びをせずに、自分が伝えられることを伝えるしかないと思っていたので、いくらか気楽なところもありましたが、やっぱり100人近くの参加者を目にすると、みんな算数を学びたくて来てそうに見えてしまい、ついついあせってきました。
でも、参加者の中には、算数授業の質を高めるよりも、もう一歩も二歩も手前のところで悩まれている方もいるようで、授業の協議会よりも、自分の講座の方に関心を示してくれた人もいたようです。最後には、数人の人に声をかけていただきずいぶんホッとしました。その中に、わざわざ九州から来られた数名の先生たちがいて、「講師の変更はありましたが、それでも来てよかったです」と言ってくださいました。こちらも東京からわざわざ出向いた甲斐があったかなと思います。

改めて「特別支援」という言葉は指し示す範囲の広さを感じました。
教科教育に特別支援の視点を取り入れて、よりどの子もわかる・できる授業を提案している授業のユニバーサルデザイン研究会からは、いつも多くのことを学ばせてもらいます。
一方で、子どもの学びやすさを大事にするためには、授業の仕組みや学びの仕方、教師の役割などを大がかりにとらえ直していくことも必要だろうと感じています。
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120512 高山恵子さんの講演に参加して

2012-05-13 | 東京コーディネーター研究会
昨日、東京コーディネーター研究会恒例の5月の講演会がありました。
今年は、NPO法人えじそんくらぶの高山恵子さんによる講演です。

結論から書くと、大変有意義な講演会でした。
子どもたちをどうとらえ、どうかかわるかということについて、よりどころになるような言葉やお話、具体的な手だてをたくさんいただきました。
例えば、パステルゾーンの子どもたちへの対応、キーパーソンの存在、セルフエスティームの高め方などが、個人的には大きな学びとなりました。
久しぶりに、一度、マインドマップでしっかりまとめなくてはと思っています。


更に高山先生の講演からは、だから親支援なんだと思わされる機会がたくさんあり、保護者への支援やかかわりの大事さが伝わってくると共に、えじそんくらぶがされていることの必要性を強く感じました。

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