今日は、隣の区の学校の校内研修の講師でした。
校内研修は、今年度は5校目。多分、これが最後になると思います。
今日、声をかけていただいた学校の副校長先生は、自分が授業づくりネットワーク誌を読み始めた頃、誌上で何度もお見かけしたS先生です。
社会科でも活躍されている先生で、数年前に研究発表で見た授業は、衝撃的でした。
今でも自分が追いかける授業のひとつとなっています。
そんな先生が見る中での講師役は、いつも以上のプレッシャーでした。
でも、終了後にいただいた先生方からの感想からすると、
何とか役割は果たせたようホッとしています。(当然社交辞令もあるでしょうが)
研修終了後、少しですがS先生の話を聞くことができました。
以前に見せてもらった公開授業の話になり、
その時のクラスの変容、先生の授業のとらえ方、教師の立ち位置、
そんなことを教えていただきました。
今の自分の学級づくり、授業づくりの関心にすごく重なる話で、
大きな学びとなりました。
当時見えていなかったことも、少し気づくようになっていて、
それなりに自分も成長しているかなとも思えました。
発信はすればするほど、たくさん自分に返ってくる、
これは、やっぱりネットワークにかかわり出した頃、
北海道の石川晋さんから言われた言葉です。
その言葉が、こうしてブログを書いたり、
講師役を引き受けたりする一番の動機となっています。
S副校長先生も、今日の会の後、若い先生たちに向けて
もっと実践を発信してみることを提案していました。
そもそも今回の講師も、夏にその区の研修の講師をした時の縁で声をかけてもらっていて、
その研修の講師の声をかけてもらったのも、別の研究会でかかわったある方とのつながりからでした。
発信をする機会を得たからこそ生まれた出会いやかかわりで、今日の学びを得ることができたんだなと改めて気づかされます。
新学期を迎えるにあたり、意欲が高まる一日となりました。