ミニワンのことを思い切って書いていたら、すごい人からいくつかレスをもらってしまった。
ちょっとびびってしまってはいるものの、背中を押してもらった気もするので
最後の決勝戦までふれておこうと思う。
決勝は更に自分のことはさておきの話になりそうだ。
決勝の3方は、いずれもすごい授業だった。
自分自身の予選での評価もこの3名が上位だったので、ちょっとホッとした。
とりあえず間違った評価はしていなかったようだ。
ミニワンの審査方法もいろいろご意見がある。
大した実績もない自分のような者が審査員をしているのだから当たり前である。
もっと、会場の声を聞いた方がいいという意見もある。
もっともな意見だと思う。
ただ、島田紳助氏の「自己プロデュース力」という本の中で本家M-1がふれられいて、
Mー1と普通の舞台の違い、舞台とテレビの違いが語られていた。
そして、M-1は会場やテレビのお客さんでなく審査員を意識する必要があるというような話があった。
やっぱりこうした企画には、ある程度普段と違う特性がつきもので、
どこかで割り切らなければいけないと思う。時間やシステム的な制約もある。
だから、このシステムの中で勝負しなければいけないし、
こちらは任された以上、精一杯審査をしなければいけない。
そう言い聞かせることにした。
さて、結果として、この3名の自分の評価は、全て9点の同点とつけた。
どの方もすばらしく甲乙がつけにくかった。
誰が一人でも頭一つ抜けてくれればと思ったのだが、その一歩がなかった。
ちょっと偉そうな言い方だけど、その一歩があれば申し分ない。
だから点数とすると10点までいかない9点とした。
しばさんの授業は、そつなく流れてはいかたが、
どこか一つ大きなインパクトがほしかった。
もちろん、普段通り流すことを否定しているわけではなくて、
あと一歩があれば、迷わず優勝と決めることができたということ。
あの場で日常をさりげなく出していてけるのは、やっぱりすごい。
山田さんの授業も、同様だ。
展開は文句ないと思う。思わず授業に入り込んでしまう子どもの姿が見えた。
やんちゃぼうずは特に盛り上りそうだ。
ただ、題材を辞世の句とした意図がもう少しアピールできれば、「うまい!」と
迷わず10点だったと思う。ちょっとそこを期待してしまった。
あとから山田さんにその話をしたら、やっぱりいろいろと考えはあったようだ。
7分という制約の中では、削ったり目をつぶったりする判断も必要だ。
中條さんは、初めに血液型で声だしで、ルールやリズムを慣れさせておいて
地方の特色を覚えることにつなげていく展開。
いきなり、地方名や特産などから入ったらきっともっとうまくいかなったはずだ。
7分という時間を見事に生かして、配分していたと思う。
ただ、血液型の声だしのテンポが良かったのに比べて、
本ネタの方は、テンポが崩れてしまっていた。
言葉が違うのだから仕方がないのだろうが、もし何かの方法でテンポ良く流れていたら、
こちらも迷わず10点をつけることができた。
中條さんは、いつも社会科ネタにこだわっている。
そこもすばらしい。社会科はちょっと難しいイメージをもたれている。
一部の社会科好きの子はいても、全体的に人気がない。
そんな社会科嫌いの子のためにもこうしたネタの開発が大事だと思う。
ということで、自分の中で順位は横一線だった。
でも、審査員の責任として、優劣はつけなくてはいけない。
だから小さなこだわりで、点数に差をつけて提出した。
それは、ここではふせておきたいと思う。
3回目のミニワンを、元チャンピオンとして、審査員として見ていて
ものすごく刺激を受けた。
逃げている人と向かっていく人では、やっぱり力のつき方が違う。
こうしてミニワンにかかわってきた一人として、
今挑戦しているみなさんに恥ずかしくない姿勢でいなければいけないと思った。
主催の土作さんもきっと同じ、それ以上の思いだったのだろうと思う。
やっと総括している自分とは違い、土作さんはもうとっくに次のアクションに入っている。
JUTの開催だ。
http://www.kyoin.com/jut.html
自分自身も成長のためにも、今後も積極的にミニワンやJUTとかかわっていきたいと思う
ちょっとびびってしまってはいるものの、背中を押してもらった気もするので
最後の決勝戦までふれておこうと思う。
決勝は更に自分のことはさておきの話になりそうだ。
決勝の3方は、いずれもすごい授業だった。
自分自身の予選での評価もこの3名が上位だったので、ちょっとホッとした。
とりあえず間違った評価はしていなかったようだ。
ミニワンの審査方法もいろいろご意見がある。
大した実績もない自分のような者が審査員をしているのだから当たり前である。
もっと、会場の声を聞いた方がいいという意見もある。
もっともな意見だと思う。
ただ、島田紳助氏の「自己プロデュース力」という本の中で本家M-1がふれられいて、
Mー1と普通の舞台の違い、舞台とテレビの違いが語られていた。
そして、M-1は会場やテレビのお客さんでなく審査員を意識する必要があるというような話があった。
やっぱりこうした企画には、ある程度普段と違う特性がつきもので、
どこかで割り切らなければいけないと思う。時間やシステム的な制約もある。
だから、このシステムの中で勝負しなければいけないし、
こちらは任された以上、精一杯審査をしなければいけない。
そう言い聞かせることにした。
さて、結果として、この3名の自分の評価は、全て9点の同点とつけた。
どの方もすばらしく甲乙がつけにくかった。
誰が一人でも頭一つ抜けてくれればと思ったのだが、その一歩がなかった。
ちょっと偉そうな言い方だけど、その一歩があれば申し分ない。
だから点数とすると10点までいかない9点とした。
しばさんの授業は、そつなく流れてはいかたが、
どこか一つ大きなインパクトがほしかった。
もちろん、普段通り流すことを否定しているわけではなくて、
あと一歩があれば、迷わず優勝と決めることができたということ。
あの場で日常をさりげなく出していてけるのは、やっぱりすごい。
山田さんの授業も、同様だ。
展開は文句ないと思う。思わず授業に入り込んでしまう子どもの姿が見えた。
やんちゃぼうずは特に盛り上りそうだ。
ただ、題材を辞世の句とした意図がもう少しアピールできれば、「うまい!」と
迷わず10点だったと思う。ちょっとそこを期待してしまった。
あとから山田さんにその話をしたら、やっぱりいろいろと考えはあったようだ。
7分という制約の中では、削ったり目をつぶったりする判断も必要だ。
中條さんは、初めに血液型で声だしで、ルールやリズムを慣れさせておいて
地方の特色を覚えることにつなげていく展開。
いきなり、地方名や特産などから入ったらきっともっとうまくいかなったはずだ。
7分という時間を見事に生かして、配分していたと思う。
ただ、血液型の声だしのテンポが良かったのに比べて、
本ネタの方は、テンポが崩れてしまっていた。
言葉が違うのだから仕方がないのだろうが、もし何かの方法でテンポ良く流れていたら、
こちらも迷わず10点をつけることができた。
中條さんは、いつも社会科ネタにこだわっている。
そこもすばらしい。社会科はちょっと難しいイメージをもたれている。
一部の社会科好きの子はいても、全体的に人気がない。
そんな社会科嫌いの子のためにもこうしたネタの開発が大事だと思う。
ということで、自分の中で順位は横一線だった。
でも、審査員の責任として、優劣はつけなくてはいけない。
だから小さなこだわりで、点数に差をつけて提出した。
それは、ここではふせておきたいと思う。
3回目のミニワンを、元チャンピオンとして、審査員として見ていて
ものすごく刺激を受けた。
逃げている人と向かっていく人では、やっぱり力のつき方が違う。
こうしてミニワンにかかわってきた一人として、
今挑戦しているみなさんに恥ずかしくない姿勢でいなければいけないと思った。
主催の土作さんもきっと同じ、それ以上の思いだったのだろうと思う。
やっと総括している自分とは違い、土作さんはもうとっくに次のアクションに入っている。
JUTの開催だ。
http://www.kyoin.com/jut.html
自分自身も成長のためにも、今後も積極的にミニワンやJUTとかかわっていきたいと思う