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明日へ続く道

110923 LD学会を終えて

2011-09-23 | 特別支援教育
この前の月曜日は、国立特別支援総合研究所の涌井先生の下での共同研究に関する自主シンポジウムということで、LD学会に参加してきました。
「学び方を学ぶ」授業と「協同学習」(『学び合い』)を用いての漢字学習の実践を、話題提供者として発表することが、自分の役割です。

このLD学会というものに初めて参加させてもらいましたが、大変驚きました。参加者が多く、どなたもとても熱心です。開始の40分前に設定された発表者の集合時間にきちんと会場についたのに、もう席には何人もの参加者が座っています。周りの人に聞いてみると、早く入らないといっぱいで教室に入れなくなってしまうとのことです。実際にこの会場は、30分前にはもう締め切りの案内がドアに貼られました。「立ち見はできません」という掲示まで貼られています。

今年のLD学会では、自分たちの発表も含めて「ユニバーサルデザイン」と称している発表が多く、聞くところによるとそのどれもが盛況だったようです。教育の中での『ユニバーサルデザイン」への関心の高さが窺えます。ただ「ユニバーサルデザイン」という言葉はつきつめると難しく、ややこしいものになっていきます。何となく言いたいこと、やりたいことが伝わる便利な言葉ではありますが、言葉のみが一人歩きして実態が???なものにもなっているようです。
自分自身の思う「教室のユニバーサルデザイン」「授業のユニバーサルデザイン」は一応あるのですが、それはまたもう少し整理してから発信してみたいと思います。

さて、肝心のシンポジウムでは、20分程度の実践発表と、10分程度の質疑への応答の時間をいただきました。
その中で時には、本題から離れながらも、「マルチ知能」「協同学習」「『学び合い』」「ミニレッスン」「教えやすさと学びやすさ」など、今自分が感心をもち、授業に取り入れてようとしていることを話させてもらいました。恐らく通常学級の先生がほとんどいないだろう中で、どこまで伝わったのかはわかりませんが、自分としては有意義な時間となりました。この発表をしたことで、自分の今の授業、これからの授業のことを少し整理できたように思えます。
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