思わず落涙、という場面ではない筈なのに、、、涙もろかったのはあるけどここで?
キリシタン禁令が解かれた明治初年、やってきた女性宣教師二人が開いた学校に、なんだかわからないけど学びに来た女の子が7人もいた。
ネイティブから英語が学べる、そんなことが動機になるような時代ではないのになぜか・・・
それが神戸女学院大学の出発なんですね、学びって、そういうことがとても大切だろうと感じた途端、思わず涙がこぼれてきた、変だよなあ、と思いますが。
6月4日のブログに書いた、内田樹の「コロナ後の世界」に収録された著者の一文。
倉吉の“汽水空港”という本屋でのお話会が題材何ですが、一つのテーマは“コモンの再生”、新しいコモン、彼の中のキーワードは壁一面の本とコーヒーの香り、確かになあ、カムの宿もいけずご王国もそういうコンセプトかも。
とても嬉しくなりました。
我が家の自分の書斎と居間の壁、壁一面じゃありませんが、一面は本棚です。
その一部を、新庄の玄関にお手製本棚を作り、ここに来る皆さんが手に取りそうな本を並べています、あっ、勿論自由に借りて行けるようにしています。
内田樹も書いていますが、本は公共財、そう考えると、捨てがたいというのはとてもよくわかります。
必要とする人が手に取る、学びがあるかないかじゃなく、手に取ることが大切かも、、
そう考えると、私設図書館“にっこり文庫”って凄いよねえ。