見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

頂いたコメントにあれこれと

2022-06-21 16:34:28 | 持続可能社会

蒸し暑いですね💦💦
午睡を終えましたが、外仕事は熱中症のもと、で、ブログに向かうことに。

「こんなもの食うな!」
一昨日のブログに、中山間地に住むいさやんがコメントをくださいました。
2年位い前からスベリヒユを醬油漬けにしてお料理に使っているけれど、畑がないので花壇の隅っこで養殖栽培?意外と量の確保に苦労しますと。
近くの野菜を作る畑に沢山のスベリヒユ「これ食べれるから下さい!」「こんなもの食うな!」長靴で踏み踏み(涙)我が国の食用事情はどうなってるのでしょうか?
というものでしたが、、、

さて、我が国の2100年の人口予測は中位推計で4771万人、低位推計では3770万人(総務省HP)となっています。
明治40年代の日露戦争前後の水準になる予測ですが、この80年間に7000万人以上減少、年間90万人、毎年県がひとつづつ減る勘定。

僕は、将来のわが国の食糧事情についてはとても悲観的です。
ただ、“こんなもの”が食べられ、エネルギーに満ちているという意識転換ができ、人口推計が当たればひょっとしたら?しかし、特に気候変動、そして日本の国富(お金だけではなく)という因子を考えると、やっぱり悲観的に傾くかなあ?

政治に期待が持てない??
それにしても、我が国の国土の荒廃のスピードは想像を絶しています。
つい先日、二人のママさんが畑を探していますが貸して下さる方がいませんかと。
地方に移住して自給的暮らしをする方も増えてきましたし、安全な食べ物や山野草を食べたいという皆さんも増えてきましたが、どう見てもほんの一握りで、国土の荒廃に歯止めがかかっているようには見えません。

政治家は、均衡ある国土の形成とか、中山間地域対策とか仰っていますが、どう見たって本気だとは思えません。
経済成長や軍事力については前のめりですが、長い目で国づくりを担うべき多様な人材を育て、多様な価値観を涵養する教育には後ろ向きかなあ?

もっとも、自分の望む政策と投票行動には大きな乖離があるという内外の研究結果があるように、国民の意識も育っていないということかも。
結果、政治に期待が持てなくなって投票率も下がりっ放し。
う~~む(^^;;

そう言えば、毎日新聞の配信に「<所信演説の現場から>「守っていかにゃ」担い手不在にあえぐ中山間地農業 迫る限界」という記事がありましたが、、、


写真は、カムの宿の裏の農地、7割は不耕作地で、受益者負担ゼロの破格条件の圃場整備が進んでいますが、60代、70代が担う農業法人、いつまでできるのかなあ?

コメント
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