一昨日の地元紙のコロナ特集のような企画、読ませましたね。
ポストコロナの時代の社会って?
水野和夫法政大学教授は、技術進歩教という小見出しの中で「21世紀の行動原理は『より近く、よりゆっくり』で理念は『寛容』でなければならない」と。
最後に、「今回あらわになったのは、資本家の出自はギャングと海賊だということで、『これぞ世界の終わりだ』。これを回避するには、ケインズのいう『貨幣愛』禁止令だ」と、なかなか言いますねえ。
双日総研の吉崎氏は、「人間は神にはなれない。飢饉や疫病に苦しむのがお似合いの存在かもしれない」と。
また、「第2次世界大戦後には、男女や人間観の平等が進んだ。世界大恐慌の後には、社会保障制度が誕生した。リーマン・ショックの後には、金融規制が強化された。大きな犠牲を払うと、その後の世界は少しだけましになる」と。
さて、私たちはコロナでいろいろ学んでいるし、これからもっともっと学ぶだろうと思いますが、ポストコロナ、どんな時代を創造しようとしているんでしょうね。
評価を上げたメルケル
4面、5面もインパクトあったけど、6面のドイツ在住の作家、那須田淳さんの投稿はある意味とても辛辣で、思わずリーダーの在り方を引き比べ、悪いけど、やっぱり安部さんじゃだめだ!って。
そうしたら今日も、作家の赤坂真理さんの寄稿、ポーランド系の東ドイツ出身のメルケル首相の国民向けのメッセージを取り上げ、「象徴」(リーダー)の姿を語っていました。
共同通信、今の政権にこれほど辛辣だった?と思ってしまったけど、直接聞いたり読んだわけじゃないけど、メルケルさんのテレビ演説は凄い、評価が上がるわけだ!
国民に寄り添う、国民とともにって、こういうことなんでしょうね。