よくあることながら、まだまだ時間があると思っていたのに、、、
書道のお稽古、時節柄、房仙先生に直接ご指導いただく教室はなくなり、ネットを介して皆が集って直接指導を受ける、Zoomとかいうシステムでの教室。
ただ、どんどん便利になるネットやパソコンなどの仮想技術、新しいものに取り組む気力が失せてしまい、似たようなものかもしれないけど、YouTubeでの通信で受講することにしました。
今日は締め切りギリギリ、やっと書き上げて先生に送る作業を終えました。
新しいものに取り組む気力もですが、時代の波から外れているけど、これ以上ネットに依存する便利な生活に大きな違和感を感じているからです。
現職時代、ネット依存の問題に取り組んできましたが、どんなに便利になろうとも、リアルに勝るものはないし、心を病むことのない生き方が望ましいと思っていたから。
それは、実は自分の経験でもあり、、、人って、いや、脳って余りにも簡単に洗脳されてしまうもんなんだと怖くなりました。
便利は技術をなくす
そういえば、ある小学校で「いまいましい石」という絵本を使った図書館を活用した授業を見学したことがあり、そうだよなあと。
20年近く前の本ですが、メディアの力はもっともっと強大になり、5Gだとかいう超便利なものが広く展開する社会もすぐそこ。
折しも、コロナで子どもたちにタブレットを持たせて授業をすることが一挙に広がろうとするこの時、僕はちょっとした危惧を抱くんですが。
“便利は技術をなくす”、いつも心して反芻する言葉です。
これはすごい!究極かもと思ったアナスタシアの教育観、生の経験を積むことこそ、便利な時代を真に切り開く創造力に繋がるんじゃないかなあ。
人が長い時間をかけて磨いてきた技術や伝統、大切にしていきたいものです。