見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

きいちゃん

2020-03-18 20:29:22 | 日記

オレンジの匂いが部屋中に広がり、指を見ると爪の間がオレンジ色(^^;;
そのうえ、しっかり抱え込んで歯のない歯茎で一生懸命かじっています。
ということで、オレンジ救出作戦は断念せざるを得ず、、、

きいちゃんが遊びに来たのは昨日のこと。
この子に会うたび、どんな子に成長するんだろうって、思わず目が垂れるのを感じます。
我が子や孫でもこんなことはなかったのに、、、

幸ノ神信仰、見事ですね
話は変わって、天宮山山登りを前にした一昨日、やはり古代出雲の精神の源流を訪ねて大山山麓を走りました。
一昨日の山麓は道路を除くと一面の雪景色。
道中、雪景色の中の桜、早咲きの桜ですが、例年はどうなんでしょうか?
思わぬ雪に、花弁を閉じようとしたのでしょうか。


さて、古代出雲の幸ノ神信仰、見事だなあと思います。
ぜひ案内して欲しいと請われていた何カ所かを巡りましたが、ここまで徹底していると思わず笑っちゃいます。
でも、乳幼児の死亡率が今とは比べ物にならない高さだった古代のことですから、本当に真剣だったんだろうなあ。
それに引きかえ、結婚したくない、子ども欲しくない若者が巷にあふれる今の時代、時代による意識の落差に、ある意味あんぐりですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天宮山を味わう

2020-03-18 15:36:35 | 日記

この写真がここ天宮山を一番象徴しているんじゃないか、なんて思ったのですが。


昨日、東京からのお客様を案内して、難行苦行、雪の残る松江市八雲町の天宮山(天狗山とも)に登ってきました。
古代出雲の指導者たちの祖霊が眠るのが天宮山ですが、古代出雲の祖神は幸ノ神三神で、子宝に恵まれ、子孫繁栄が何よりの願いだったと言われています。
天宮山山頂に立つ、男女和合するような姿のこの木こそ、その象徴のように感じ、一望できる松江市の市街とともに苦労して登ってきた深い満足感を感じました。

松江市内から八雲町の県道53号線を走り、熊野大社の前を過ぎてしばらく行くと天宮山参道入り口の看板を左折、細い道をしばらく走らせると駐車場看板、オフロードが走れる車ならそこから登山道入り口まで車も入れますが、、、
歩くこと30分程度で登山道入り口。


実は、登山道に残る雪を見て躊躇しましたが、登ろう!何て元気な声に気圧されて、登り始めました。
雪のないところはぬかるんでいるし、結構な急こう配(^^;;
暫くすると意宇川(王の川、おうの川と呼んだらしい)の源流、水がうまい!


もうしばらく登っていくと、ガレ場が開けてきて「不思議な構築物」の支柱。
石垣が2段積まれていますが、建物跡だった様子ではなし、何の目的だったのか?
やはり祭祀場?


更に急坂、雪の残る道を一歩一歩、足場を確かめながら登っていくと、もう一か所のガレ場が開けてきました。
今回一番行っておきたかった斎場跡と磐座に到着、一番上に見える磐座まで行きたかったけど、足元の悪さもあり今回は断念。
次回、気候のいい時節には、古代出雲の私たちの祖先が浴したであろう磐座のエネルギーを感じたいものだと思っています。


ここを過ぎて最後の胸突き八丁、雪に足を取られながら頂上に。
頂上への平坦な道の途中、とてもエネルギーの高い場所がありました。


杖を調達し、一歩一歩杖を突きながら下った帰り道でしたが、登り道以上に厳しかったかもしれません。
ただ、ご覧のような好奇心を湧き立たせたり、心を和ませるモノたちに出会いながらでしたから、靴の中はビショビショドロドロ、下着は汗でぐっしょり、最後には、ひざはガクガク、大笑いしていましたが、深い爽快感を味わうことができました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする