10月30日(月)文京シビックホール
「松竹大歌舞伎 巡業」初日でした。
写真は吉原・仲ノ町
“歌舞伎噺”はこの大道具を使います。
「供奴」「籠釣瓶」など
舞踊や歌舞伎ではおなじみのセットですね。
余談:軒下の暖簾の模様は“吉原繋” この模様がある場合は江戸の吉原ですね。演目によっては模様が違う場合があります。そういえば仲ノ町って全国どこにでもありますね。
真ん中の桜は、地面から生えているのではなく、飾り物だそうです。季節によって替えていたらしい。ということは、大道具の大道具ってこと?
体験コーナーでは、お客さんの中から希望者を選び、舞台に上がってもらいます。
役者さんと一緒に立ち回りをやったり、お姫様になって台詞をいったり、
本物の舞台で歌舞伎役者になれます。
初日の今日は、
「どなたか、舞台に上がりたい方は?」
に、小学生?の男の子と女の子が「ハイッ!」とノータイムで手を挙げていました。
終わった後のインタビューで、男の子は「絶対歌舞伎役者になりたい。」と元気に答えていました。
この巡業は「本物の舞台芸術体験事業」というたいそうお堅いタイトルのついた文化庁主催の公演が何箇所か入っています。