ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

夜のサプライズ

2015-02-19 | 料理・食べ物・外食
朝からペンキ屋の代わりに屋根屋が来たり
お金も払っていないのにハチミツ10kgが届いたり


サプライズ続きの日の夜


もともと予約していたので、夫婦で食事へ

まずはカンパーイ



・・・・って何に?


夫のビールはドイツビール
私のワインはわりと好きなミシャス


我が家によくある
なにもない記念日


アミューズが名前の通りにアミューズ

いきなりこんなの来ちゃうといやがうえにも期待が高まるってもんで。
スイカとミントでさっぱり爽やか~
5コースなので、この1杯で俄然ヤル気(なんの?)が出てきました。


まずはロックメロンとカポコッロ(生ハムと呼んではいけないらしい)

この組み合わせってどうしてこうもテッパン
カプレーゼと並ぶ永遠の名コンビ
意外にもスモークしたマカデミアナッツのおいしさに驚き


ホームメイドのサワードウ

パンの美味しさもさることながらミルフォードのエクストラバージンオイル
これまたホームメイドのスモークドバターという凝りよう


「ミルフォードってどこどこ?」
「まさかあの、ノースショアの住宅街じゃないよね?」
「じゃ、ミルフォードサウンド?」
「どっちもオリーブ畑なんてなさそう
相変わらず偏差値低めの私たち


コースが始まったばかりだというのに、すでにこの充実度

黒米とオラ・キングサーモン
まずこのプレゼンテーションにヤラれ
口にしてヤラれの、こてんぱん


NZのキングサーモンは好きではない私
NZのキングサーモンは好きではない私
大事なことなので2回言いました


そんな私がこのサーモンは噛みしめましたわ。さすが、オラ
やっぱり特別なのねぇ。
黒米とコリアンダーとバーベリー(メギ)だなんて
想像もつなかい組み合わせ。
(※思わずコリアンダーを探してしまったほどの隠し風味)


「ご飯は硬ければ硬いほどいい
ぐらいな勢いの私なので、この歯ごたえとサーモンのまろやかさには
配色だけでなく、食感という二重の楽しみがありました。
一生懸命噛んで、サーモンでひと休みみたいな。


ダックとニンニクの茎

こんなに味わってニンニクの茎を食べたことがあっただろうか?
ダック以上に感動のおいしさ。
ソースは確かテキーラとコーヒーとライムじゃなかったかな?


ここでシャーベット

じゃなくて、グラニタでしたね。
まるで雪
二口食べても雪
三口食べてもほのかに甘い雪
そして食べ終わりました


次は2人で別々に



夫はメニューどおりのラム

アルパインメリノですよ、あの高級ウールを紡ぎだすメリノ
セロファンに巻かれたような不思議な揚がり具合


「どう?」
と聞いてみたら、
「あったかい
という返事


ラムがダメな私はポークになりました。

付け合せのホウレン草のピュレが生のホウレン草より生々しく
いかに新鮮でいいものかがわかるというもの
(※毎朝のグリーンスムージーにホウレン草を入るので生はお馴染み)


豆好きには贅沢すぎるこの種類の多さ
家じゃこんなに用意できないからー


「映画に行こう
とテーマまであるデザート

いや~ん、こんなのきちゃった
塩カラメルが大人です。


どんどん写真が暗くなるのは窓からの明かりがなくなっているから。
楽しい夜が更けていきます。

〆のコーヒー
一瞬ちょっと温め?と思ったけれど、
デザートで舌が冷たくなっていたからのようで、
後からジワジワとおいしさが広がってきました。


店内ほぼ満席で1枚も写真がないのですが、
(※というかしゃべり過ぎていて機会を逸したというか)
ハーンベイのヴィニーズでした。
グラブワンだったので3割引ぐらいだったんじゃないかな?(うろ覚え)


そして最後に

まさかのコレ


ハッピーバースデーって、ちょ、ちょっと誰の?
というか何で知ってるの?


「私たちは何でも知ってるんですよ。」
と言われ、
「えー お財布の中身も分かっちゃう?」
と言ってしまったら、
「さすがに、それはわかりません。」
と笑われました。


このクーポンは私の誕生日(7日)に使おうと思ったものの、
予約がいっぱいでやっと取れたのが10日遅れの17日。
(※そもそもクーポンの期限が13日でした)


「そこまで遅いなら、いっそ夫の誕生日の23日は?」
と思ったら、さすがに期限切れなのでそこまで遅いのはダメでした。
電話のやり取りで
「誕生日、誕生日」
と連発していたので、メモっておいてくれたよう。


ホスピタリティーの鏡ですな

キャンドルが立っているのは柚風味のマシュマロ


お食事といい
雰囲気といい
サービスといい
オークランドで経験した食事ではベストのひとつになりました。
オーナーシェフのジェフ・スコットさんもチラリと拝顔しました。


再訪、絶対にアリ
逆に、なんでもっと早く来ておかなかったのかと、プチ後悔
これから挽回しますわ~


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