ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

3月11日

2012-03-11 | 経済・政治・社会
あの日から1年が経ちました。
犠牲になられた方々のご冥福を謹んでお祈りするとともに、被災された方、残されたご遺族に心よりお見舞い申し上げます。


もう1年なのか、たった1年なのか、被災者の方々の心中はいかばかりでしょうか。故郷を離れて避難生活を余儀なくされている方たちの郷愁の念も、ますます強まっているのではないでしょうか。知人の中にも、家族が別居して避難している人が何人かいます。


「子どものために」
と大勢の方が、耐え難きを耐え、1年前には想像もできなかった毎日を過していらっしゃるのでしょう。


その全ての努力と忍耐に心から敬意を表し、今の尽力が報われることをお祈りいたします。そして子ども達にも、両親や周りの大人の必死の後姿を、いつまでも覚えておいてほしいと思います。



今朝は総領事公邸で東日本大震災1周年追悼式典がありました。
小雨の降る中、大勢の人が集まり、この1年を振り返りました。クライストチャーチと東北と、両方の救援に駆けつけたNZの責任者のお話が深く印象に残りました。


各国チームの合同練習の後に、チャーチでそして日本で1ヶ月と空けずに、両国のチームが顔を会わせることになるとは!


チャーチも東北も長い長い復興の道を歩んでいかなくてはいけないのでしょうが、「その日」はいつか必ず来るわけで、できることから、一歩ずつ前へ前へと歩んでいってほしいと、心から思いました。


そして、これはいつでも、どこにで、誰にでも起きうるかもしれないことであり、犠牲になった方々の分まで、残された私たちは、命を毎日を大切に、慎ましくもしっかり生き抜いていかなくてはいけないと感じています。


がんばりましょう


被災地も所によって雨のようですね。
雨のオークランドより「いつまでも忘れません」のメッセージを送ります。

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