ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

温の試験週間

2009-11-21 | 海外子育て
温(15歳)は先週からほとんど学校へ行っていません。

「試験週間」と呼ばれるものに突入し、自分が選択している科目のテストがあるときだけ登校し、あとは自宅でテスト勉強という、大学の試験期間のような状態です。

こちらでは10年生(中高一貫校の2年生に相当)から選択制になります。
クラスはあってないようなもの。荷物一式を持って1日中校内をウロウロ。
毎日行くだけマシですが、基本大学と一緒ですよね~。

昨日はボランティア先に突然、ヌーっと現れました。
なにせ身長180㎝以上でヒョロ~としてるので、中高年女性が多い場所だと目立ちます。
「テストが早く終わったから、学校から歩いてきた
とのこと。

迎えに来た夫と3人で合流し、もうすぐ閉店してしまう台湾料理へ。
平日に温と出かけることなど絶対にないので、不思議な感じですが、繁華街に出ると制服だったり私服だったりの高校生と思しきティーンエイジャーがゾ~ロゾロ。


「そうか~、こういうことだったのか
今になって納得です。前々から「どうして昼の時間に学校に向っているコやいかにも帰宅途中のコがいるんだろう?」と思っていましたが、公立でも私立でも試験期間は全国一斉なので(科目ごとの試験内容も一緒で、大学への進学を目指す生徒には「クレジット」と呼ばれるポイント獲得の機会も兼ねています)、期間中は昼間から学生がウロウロしているのです。

体育や技術系などペーパーテストがない科目を多く選べば、テストが1、2科目という場合もあり、終わってしまえばそのまま学年が終了するので、アルバイトに精を出そうが、遊びに行こうが自由なのです。

温のテストは来週こそ本番で、今週は2科目のみ。
それでも週末で一息つけるので、かなりリラックスしながら美味しい台湾料理をガッツリいってました。

(温が好きな揚げ物とぶっかけ麺やライスのセット)


ワタクシはこの手の小さな前菜をつまみつつ、麺(特にビーフン)を食べるのが最高に好きです→
これは細切り煮昆布とニンニク&塩もみキュウリ

このお店がなくなるなんて、これからどうすでばいいんでしょう


今や学校のことで親の出る幕は完全になくなり、用があるのは支払い関係のみ あとは自分でやるので、こちらの方があれこれ聞かないと大学進学の件など、複雑すぎてなかなかわからないほどです。
(各大学には入学試験がないので、希望する大学の学部に見合うクレジットをテスト結果で獲得しておくことが、「お受験」代わりになるようですよ)

本人ぼんやりながらも、進みたい方向も見えてきたようだし、
(この話はコチラでも)
まぁ、がんばってね


しかし、ヤツが家にいると、お昼ご飯を作らなくちゃいけないのが難点!
可哀想ながら在宅時の夫へのランチサービスは停止中なので(←鬼嫁)、
(仕事で外出の予定がある日はさすがに作ってますが←やや良妻?)

温が家にいると、
夫はランチのおこぼれに与れて漁夫の利なのでした

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