ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

突然の訃報

2017-07-14 | 移住生活
突然飛び込んできた訃報。


知り合いが51歳の若さで亡くなりました。
シングルマザーだった彼女とはボランティア先で知り合い、
「絶対仕事を見つけるわ
と張り切っていたのは2年ほど前。


一家でNZ移住後に離婚。生活保護に頼りながら子育てを続け
一番下の子が小学校を卒業するのに合わせて
就活に向けての準備に入ったようでした。
(※多分WINZからの指導もあったんでしょうが)


明るく、働き者で、前向きで、彼女がいると場が華やぐ感じで
お子さんにも会ったことがありました。
英語もかなり流暢で、「これでも仕事が見つからないもの?」
と思いましたが、NZで働いた経験がないことがネックのようでした。


就活向けのコースに本腰を入れるためにボランティアは終了し、
確か去年、スーパーでばったり再会したのが最後になりました。


就職はしていないけれど、面接に行き始めたと言っていたような
おぼろげな記憶があります。相変わらず快活で満面の笑顔でした。
そんな彼女が突然倒れ、帰らぬ人となりました。


知らせてくれた友人も又聞きだったので詳細は不明ながら
倒れるまでずっと元気で普段どおりに過ごしていたようです。
「こんなことが起きるなんて・・・・・」
同年輩の友人と思わず絶句。


お子さんたちはどうしていることか。
上の子が働き始めているのできょうだいで力を合わせていくのか?
「移民なので頼れる親族もいないし、父親は当てにならないし。」
と以前からこぼしていた彼女の心配が現実になってしまうとは。


子どもたちが周りの力を借りながら、しっかり生きてくれるよう
心から祈っています。



いつも忙しく、明るさの中にたくさんの心配も抱えていた彼女。

今は全てから解放されて、どうぞ安らかに眠ってね。
「親はなくとも子は育つ
と固く信じよう。


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