ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

早春二月

2016-07-03 | 料理・食べ物・外食
「行こうよ!行こうよ!」
と何ヶ月も言っていた店にとうとう行ってきました。

「世界入りにくい居酒屋」のテーマソングが自然に流れ出しそうな
(※あの番組好きだったのに~)


分厚いヨレヨレのビニールシートの中にある入り口

OPENと書いてあってもなぜか真っ暗
(※に見える・・・)


ドアを押したら開いたのでちょっと驚いたぐらい、
やってない雰囲気(笑)


「誰もいない
と思ったら、中年の高そうな服を着た小母さん(って同い年くらい?)が
スマホを耳に、立ったまま中国語でガンガン話しているではないですか。


「この人がマネージャー?」
と思い、小さい声ながら中国語で、
「開いてますか?」
と聞いてみました。


うなづくか?
首を振るか?
と思ったら







「ニーシュオーシェンマ?」
(※「今なんて言ったの?」)
と怒鳴り返す勢いの、まさかの返事


え、え、なにココ
ホントに「世界入りにくい居酒屋」


と思ったら、中から真っ赤なダウンを着た若い女性が飛び出してきて
「何名様で?」


えぇぇぇえ

この人が店員?もっこもっこのダウン着たまま?
確かに店内寒いわ、暗いわ。


「2人ですけど。」
「奥のボックス席へどうぞ。」
と言われたとたん、店の制服を着た若い男の店員が出てきて
「もうボックス席はいっぱいですから、テーブル席へどうぞ。」


どの人が店員?
ボックス席?
いっぱい?
(※ダウンの人はまさかのマネージャーでした)


店内暗くて誰もいないのに、なんとなくザワザワしていたのは
入り口から見えないボックス席にお客が大勢いたから


テーブル席とボックス席の間はこんな桟と通路に仕切られ

かなりの席が昼からお鍋の真っ最中


店内は驚くほど奥へ奥へと広くなっていてかなりの席数。

この後どんどん人がきて、徐々に埋まっていったテーブル席。


メニューも凝っていて香港並み。というかそれを真似た中国並み?



早春二月
@ニューマーケット

北京に本店のある四川料理のチェーン店


中国料理店は本国の有名店の名前をパクった店が世界中にありますが
ここは正真正銘のチェーン店なんだそう。
(※そもそも北京の本店を知りませんが


担担麺

ボールは欠けてるし(中華では珍しくない)とっちらかってますが
味はワルくない
ちょっと意外なほど見た目と合わない味。
まんまぶっ掛けてきたスープが山椒強めで好みでした。


水餃子

ビックリな自家製三角の皮(笑)
「包む専用機械でもあるのか?」
と思うほど不思議な形。
これも韮の味がしっかりして、意外とイケました。


小籠包

見ての通り蒸しすぎでその後放置しすぎで明らかに
できていたのに忘れられていたよう


北京の四川料理なので小籠包への期待値はもともと低め。
文句も賞賛もなし(素)
皮が厚い家庭風で、持ち上げても簡単には破れません(笑)



私たちには珍しくデザート

笹の葉に包んだあんこ入り蒸し餅


みんながガンガン鍋をつつく中で、全く違う超軽量ランチ
店内の雰囲気はモロ中国で、香港人や台湾人も怯みそうな
大陸ワールド(笑)


広東語、上海語など一切なしの巻き舌あるあるの(←北方の証明)
北京語ワールド
でもありました
ガイジンさんは私たちと、奥さんが中国人の白人男性1人だけ。


本店のバックがあるのか、それなりの資本がついてそうな立地&広さ
非常ーに庶民価格でニューマーケットのど真ん中で堂々営業中

再訪アリ決定


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