ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

56年を駆け抜けた人生:2回目赤信号Day3

2022-01-26 | 私事・リタイア・人生
昨晩、そろそろ就寝しようか
という時間にアメリカの友人
から送られてきたメールは、
日本在住の共通の友人の急逝
という思いがけない訃報でし
た。56年を駆け抜けた人生



友人とは非常に深いご縁があ
ったようで人生で何度も『出
会い』ました。まず、私の妹
と大学の同好会で一緒だった
ことから存在を知り、強烈な
個性とリーダーシップで当時
から傑出していたようです。


ある日、実家に帰っている時
たまたま掛かって来た電話で
「お姉さんなんですか?」
「そうです。」
と、偶然挨拶をしたのが、か
れこれ40年前のことでした。


月日は流れ、留学、就職、結
婚、出産を経た後、香港で仕
事の接待を受けていた時に、
「台湾留学の後、フランスに
留学した?横浜出身でしたよ
ね?妹さんがいませんか?」
これがほぼ30年前の初対面


ある時期は同僚だったことも
あり、同じオフィスで毎日顔
を合わせ一緒に働きました。


以来、つかず離れずの付き合
いが続き、金融翻訳の仕事を
していたときは数年一緒にや
っていた時期もありました。


一報を受けてもにわかには信
じられず、何も手につかない
まま今日は朝から走りに行き
ました。ゆっくり6km近くを
行きながら、頭には友人との
思い出が走馬灯のように蘇り
無言の対話のようでした。


夜には妹経由でお通夜・告別
式の案内が届き、「ああ、本
当に逝ってしまったんだな」
とやっと実感が湧きました。


公平で正直で、面倒見のいい
天性のリーダー。仕事一筋で
もっともっとやりたい事があ
ったことでしょう。今はその
分、ゆっくり休んで下さい


出会った事、一緒に働けた事
に心から感謝しています


R.I.P Bobby



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