ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

友情は喜びを2倍にし悲しみを半分にする:ロックダウンDay29

2020-04-23 | 移住生活
予定通りでいけば、昨日で
ロックダウン終了だったNZ


5日ぐらい延長になっても
落ちる友人はいないものの
念のためにメールでも
と思っていたら先を越され
仲間の1人からメールが


「長年やりたかった、家の中
の片づけが少しできたのよ!
ウォーキングもしてるわよ。
宵越しでネットフリックス
観ちゃって、起きてお昼に
でもしようと思ったらもう
夕食の時間だった💦」
(※って何時まで寝てたん)


瞬速で他の仲間からも返事
「毎日40分歩いてるわよ~
朝は身体が硬くてダメだけど
午後なら歩けるの。犬と一緒に
テレビを観るのが幸せ


もう1人は体調不良でしたが
「坐骨神経痛は良くなって庭に
降りれるようになったわ。婿と
イチゴ畑に覆いを掛けてるの。
杖があれば散歩もOKよ


彼女の庭師ぶりはプロ級です。



家族しか見ないのがもったない



全部家族で造り上げたもの。



最後は私の理想のような友人。
「元気にしてるわよ。散歩と
ジグゾーで楽しんでるわ
ロックダウン中2日間以外は
娘が毎日来てくれてるの。
独り暮らしだと嬉しいのよ
毎日猫に話しかけてるけど
いつか答えてくれると思う」



お気楽そうなロックダウンに
聞こえるかもしれませんが、
全員78歳なので立派なもの


最初の友人だけはご主人がいて
あとの2人は娘の家の敷地内の
独立した別棟で独り暮らし
最後の1人は完全な独り暮らし。


近所に住む娘と2メートル離れて
犬の散歩に一緒に行った後、
ベランダで2メートル離れて
ワインを飲んだりしてるそう。
(↑独り暮らしのお年寄りは
1人世話係が指定できます)


10年以上の付き合いで思うのは
彼女たちにブレのなさ


年齢ではなく性格からくるもの
のせいか私たちは気が合って、
若輩者の私も仲間に入れてくれ
ロックダウン中も励まし合い、


「また飲みに行こう
(※コーヒーを)というのと、

「クラブで会おう
(※会員制のハウィッククラブ)
というのが今の合言葉。


喜びも哀しみも辛さや寂しさも
ともに乗り越えて来た仲間。


『友情は喜びを2倍にし
悲しみを半分にする』

というのを、この歳にして
ロックダウンという非日常
の中やっと実感しています。