ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

KAZUYA:棚ぼたナイト

2015-07-25 | 料理・食べ物・外食
諸般の事情で移住記念日より10日も早くなってしまった

ヴィニーズでの祝賀ディナー


でも、あれで




よかったんです




なぜなら




まさかの




2回目があったから



KAZUYAデビュー



棚ぼたとはこのことかっ



「うちは和食じゃない
というKAZUYAさんの言葉を聞き及んで、とうとうやってきました

でも、こんなおしぼりにいちいち感激


和食はダメでも、こういうセッティングには激弱なところを

とやかく言われない、ありがたさ


ソムリエのMOJOさんに選んでいただいたこの1瓶

許容範囲が狭すぎで申し訳ないの中でのラブリーなチョイス


名古屋の温(21歳)に写真を送ったら?

「梅酒?」
と言われたオン・ザ・ロック(笑)


えっウイスキー
前代未聞~
実はコレ、善(18歳)のです


飲み始めたことは知っていましたが、まさかウイスキーだったとは!
「いつも何飲んでるの?」
「カナディアンクラブ。」
「カードの人たちが飲んでるの?」
「そう。安いし軽いから。」
「水割り?ロック?」
「・・・・・・??」
(※日本語の意味がわからない)


「どーせ飲むなら山崎飲みなよー
「どーせ飲むなら山崎飲みなよー

両親同時のハモっての説得に

山崎(笑)


まさか3人で飲む日が来るとは



お食事は7コース

7は私のラッキーナンバー
がんばろうじゃないの


では、始まり~始まり~


アミューズ



レンゲがコレだと

@ヴィニーズ


やっぱりコッチに行きがちなところを

蘇浙匯(スージョーホエ)


さすがのコレ

なのに下のお皿がとっても和な感じで二重にアガります。


バブル

親はエビで善はカニで。
グラスにもバブルが
泡がからめとる旨みってどうしてこうも奥深いのでしょう。


グリッシーニがとっても細くて繊細

ゴマ入りだったかのパンも絶品


花束のような

カルパッチョ
バルサミコパールも小さっ
散らしてあるのが豚皮(だったんじゃないかな?)


ヴィニーズではイノシシ(笑)の付け合せでした

(※とっても白かったんですが)


お客ほぼ全員が同じコースなので
店内に轟きわたる音でみんなが
ガリガリ
ゴリゴリ
ポリポリ
バリバリ

順番にやってたのが思い出されて、いまだにウケる~


みんなそれまで
「何の音?」
と思っていたのが、自分の番になってやっと、
「これだったのかー
と正体がわかったと思います。


オラキングサーモンとホタテ

まさかの白菜添え


テクスチャーという30種類の季節のお野菜が織りなす

コラージュ
お見事


テクスチャー用のメニューまであるという、このきめ細かさ。

確かに見ても聞いても覚えられない


これを見ながら、どれがどれか当てっこして楽しむべきところを
待てずに一気にいっちゃう、無粋な一家
(※老眼がないと読めなかったという現実的問題も


野菜好きにはたまらない一品
ベジタリアンコースでもこんなに手の込んだのは出ませんよね~


いつもは夫婦なのに今回は善もいて

話が弾んだのはいいけれど、お料理の内容を聞き漏らしまくり
せっかく日本語で聞いているというのに。
写真を見ても思い出せないこと多数で、ざ、ざ、残念


それだけ凝っていて使われている食材の数も半端ではないのです。
どれだけの時間と労力が費やされて一皿一皿が供されているのか!
などと考えていると、ますます聞き漏らしちゃう


金目鯛

大根だったり柚だったり、お箸のセッティングもなっとく


ここでまさかの、まさかの

黒トリュフ登場
めでたさもちゅう位なりなどとは言っていられない特上級
お皿の上に春が来て、本当においしくいただきました。
お祝い気分MAX


感動も覚めやらぬうちにカトラリーもガラっと変わって



夫と善のビーフ

色鮮やか


私は変えてもらってのフリーレンジのチキン

ダックと見紛うようです。


再び泡で、グラニータ(なのかな?)

かなりの量でお口さっぱり


本来であればチーズに突入すべきところ、
長年の減塩でそれだけは戒めているので残念ながら・・・・


デザートへ直行

冬らしくリンゴ
このアイスが非常に意外なものだったのですが、意外すぎて
忘れました
(※聞き直したのに~


プチフール

信じられないほど小さな小さなマカロン


前に日本のマックでマカロンのキーホルダーがもらえましたよね?
(※なんでそんな事を知っているのかは置いといて・・・・)
絶対それより小さいはず
という、下世話な比較ですみません。


なんという芸の細かさ。
食べるのが惜しくなりそうですが、
一口で(笑)


普段マカロンは色が不自然すぎて食べない派ですが
これはもちろんおいしくいただきました


そしておおとり

ジャーン


テーブルにメッセージが写っています

長い長い日本語のメッセージをありがとうございました
一生の思い出になりました。


家族3人でいつまでもいつまでも覚えていることでしょう。
(※温がいないのは残念ながら


また何かお祝い事を見つけて(作り出して?)
再訪しなきゃ



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