ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

スーパー15開幕(ホントは昨日から)

2015-02-14 | ラグビー・ヨガ・スポーツ
今シーズンのラグビーのスーパー15が開幕しました
昨日の初戦はクルセイダーズvsレベルスという
初戦らしからぬ組み合わせ


初戦は盛り上がるようにガツンとローカルダービー希望
途中からこっくりこっくりで爆睡
起きたらまさかのレベルス勝利
そう来たかー


今日は寝ませんよー!

スタンドはこんなにガラガラだけど~(笑)


なんたって赤黒黄色のヤツら イン・タウン



さらに言えば、

このコを見に来たといっても過言ではない


ダミアン・マッケンジー

スーパー15デビュー
しかも堂々の先発


6月のラグビージュニア世界選手権(20歳以下代表のワールドカップ)で

スター誕生となったダミアン
チーフス入り


このそっくりさんは

アニキのマーティー


2人でキックの練習をしていると、どっちがどっちかわからなくなり

なかなか笑えました。
この2人、顔や体形もそっくりで、ポジションも一緒でともにキッカー。
でも、新人の弟は正式契約で、アニキはワイダーと呼ばれる予備軍。
ちょこっとの契約料に、試合に出るとゲーム給がもらえるらしいです。


チーフスはなんたって見所満載
デイブ・レニー監督

いつかオールブラックスの監督になってほしい!


SBWことソニービル・ウィリアムス

何かしてても、何もしてなくてもテレビカメラが追う追う。
プレーに絡んでないのに、リプレーはSBW、みたいな(笑)


相変わらず器用で強い!

何をしだすか読めないので、傍にはナタイ級の起用な選手必須。


ポジションの関係で10番のダミアンと12番のSBWの位置関係はこうなり



今シーズンの新しいカタチ



メッサム

キャップをかぶって今日はお休み。
たくさんのオールブラックがまだ休み中。


試合前のスクラムの練習も



スクラムコーチのアシとなって

指導にあたっていました。


ダミアンはデビュー戦とは思えないふてぶてしいほどの落ち着きぶり。

誰よりも金髪なのにマオリというのがウケる~


相変わらずキックもいいし~



キックが決まると本人もチームも勢いに乗れるし~



クルーデンのデビュー当時とはだいぶ違うなぁ。

あーらよっと


今ドキは高校生でもハーフウェイからばんばん蹴って決めますから

スーパー級となったら当然ってことで、ハーフウェイ


サイドから見守るアニキ(左から3人目)

マーティーもキックを買われてかつてブルースと契約したものの
芽が出ないまま契約がなくなり、今はチーフスのワイダー。


でも、兄弟で一緒に練習したりして仲良さそう。



「おめぇの弟スゲーじゃねーか



「てへっ

「とかって、チームメートに言われてるんじゃないか~」
という夫。
そうかもねー。弟の控えだってがんばれ


でも弟は80分間闘い抜きました。



マーティーも途中から別のポジションで出て、兄弟同時出場

この兄弟、靴下がっつり下げているのまで一緒


おっ

オールブラックのオーガスティン・プルも21番で途中から登場
これも靴下下げ組
貫禄出てきたなぁ。


けっきょく、こういう結果に



ダミアンは間違いなく

今日のプレイヤー・オブ・ザ・デイだったでしょう
デビューおめでとう。


ダミアンの対面だった

イハイア・ウェスト
昨シーズンは10番に不具合続出となったブルースの助っ人として
どこのワイダーにも入っていなかった彼がシーズン途中から加わり
今シーズンは先発


彼の成長というか、ブルースの人材不足というか、
人材育成不足がやはり嘆かわしい


昨年ワイダーにも入っていなかったということは、NZ5チームに
10番候補が各チーム3人いたとして、ズバリ、
16番目の男


ブルースはリーグから鳴り物入り、かつ保険会社のスポンサー付きで
ベンジー・マーシャルを採用し、シーズン途中で契約解約
そして、最終的にイハイアぁ


なんだかなー

ブルースは今年も期待を裏切らない
ガッカリ度な予感


ちょっと面白かったのが、こんな宗教関係者みたいなヒゲ面の

ジミー・カーワン


どこに行っても酒とケンカがもれなくついてくるってもんで
今日もバンバン引っぱたいたり殴ったり
「殴ってもペナルティー取られないお手本
として、その辺の機敏を身体を張って若手に徹底指導


「ブルースには駆け引きしながらグイグイと試合を引っ張っていく
ある意味のワルがいないからなー。ホントのワルはいっぱいいるけど。」
とつぶやく夫。


ホントにそうかも


警察沙汰になるタイプのホントのワル(暴力や飲酒運転)は
いっくらでもいるのにね~


去年のITMカップでタスマン・マコスが決勝戦まで進めた快進撃
ジミーの身体を張った若手育成が多少は貢献していたと思います。
ラグビーはこういうダーティー部分もあってのスポーツ
レフリーの懐柔策も含めて、心理的(肉体的も?)駆け引きは重要


とかなんとか思いつつ
開幕直後の土曜日
天気も上々
一番人気のローカルダービー
さらにイーデンパークより遥かに小さいQBEスタジアムだというのに

この人の入り



アナウンスもテレビ放映の関係でかやたらに煽って旗を振らせるけど

ガラガラのスタンドは一目瞭然
来年からはスーパー18だなんて、さらにチーム数が増えて
いったいどこまで水増し水増しが続くのでしょう


チームが増えれば放映権料やスポンサー料など金が動くとはいえ、
試合内容は強弱まちまちでファン離れが進みそう。
もうスーパー12のような緊張感の連続は望むべくもないのでしょう。


選手の活躍に心躍りながらも、年々ガラガラになるスタンドを見ながら

悲喜こもごもなシーズンの始まりでした。


あっ

キャラ立ってるあの警備員発見


なぜか今日もニコニコ

なんだかこっちまで楽しくなる~


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