ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

打っても響かない

2014-06-08 | 外出・買い物
今日はちょこっとポンソンビーへ



ポンソンビーのランドンマークとしてしっかり定着した感がある

ポンソンビー・セントラル


オープンから2年



まだまだ話題の場所で



トレンディーさを保ててるんでしょうね。



日曜日だったこともあり

激混み
ここを仕掛けた人たちが一番狙っていたであろう
市場のような活気に満ちていました。


古い建物を改装した年代の重みと

こんなポップな演出のコラボ
これでゴミ箱ですからねぇ、ヤラれちゃう?


金額を見ない限りは(笑)

ステキな家具


し・か・し
なぜか、私たちには楽しめない場所
なぜなんでしょう?


なんかこう、仕掛けている人たちの狙っているところが
見え見え過ぎるのが心地よくないというか、
あざとさが先走っている意外性の乏しさに、
心を奪われるようなものを感じないというか。
なのに、お値段だけは目いっぱい
(※賃貸料や管理費から逆算するとこれぐらいになっちゃうのか?)


ちょっとお洒落して、ちょっと高いけどあの店に行って
今日はポンソンビー・セントラル
な展開に満足できる人にはいいスポットなんでしょうけどね。


この手の見え過ぎなマーケティングに打って出られても
響かざること山のごとし、な自分


目の玉が飛び出るような値段の魚屋の魚が
悲しいほど干からびているのに、この場所の矛盾を見るような・・・・・
なんとも目を背けたくなるほどの痛々しさでした。


この魚屋、以前から大々的にフィッシュ&チップスを売ってたのか、
今回はそちらの方が目立って、フィッシュ&チップス屋に見えました。
「この鮮度の魚を売るのはキビしいよねー」
と思いつつ、その魚の行き場がフィッシュ&チップスというのも
なんだかなー


先端を行くものは真っ先に廃れる―――
という厳しい掟を突き破り、流行を超えて末永く生き残るには
「なにか」が欠けているような気がしてしまうのですが・・・・・


「なにか」の大きな要因の一つがテナントの「利益」だったら
ちょっとした景気の凹みでもぐらつくし、この手の複合施設は
店舗の空きができると非常に精細を欠くもの。


この場所がどうなっていくのか、NZのアップマーケットの
広がり、底力、成熟度の指標として、非常に興味があります


店の反対側の色づいたポプラ並木の方がよほど心惹かれます。

四季折々の自然が織り成す美しい光景


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