うちには「伊勢の皿」と呼ばれているお皿があります。掌大の素朴な素焼きで、明るい土色。色も重さも軽く薄いものです。伊勢神宮でのお払いの後、お神酒をいただくための皿で、持ち帰ることができます。香港時代は98年以降、毎年、お伊勢参りをしていたので、かなりの枚数を持っています。
まったく上薬がかかっていないので、ちょっとぶつけたらすぐにも割れそうです。
ところがこの皿、割れません。
どれぐらい割れないかというと、2メートル近い高さからたびたび落としても割れないほど。
そのため私たち一家は畏敬の念をこめて、
「伊勢の皿」
と呼んでいるのです。
このお皿、普段はスズメを中心とする鳥たちが使っています。これに毎朝餌を入れ、サンデッキの囲いの上に置いておくのです。サンデッキの上に直接置けば、落ちることはないのですが、人影が近すぎて鳥が落ち着いて食べられないのと、フン対策もあって、わざと高いところにしてます。
(この日はご飯の代わりに刻んだ麺を入れておきました。恐る恐る食べ始めたものの「けっこうイケる!」ということになり、すぐに空に。口の中が粘つくのか、盛んにくちばしをその辺にこすり付けてました→)
ところが食べ終わると、
「ちぇ、もう空じゃないか!」
と遅れてきた鳥がいじけて蹴るのか、たまたま落ちてしまうのか、時々サンデッキの上に墜落しています。(必ず空になってから)
しかし、この1年半で割れた皿はせいぜい2枚。落下していたことは数知れず@@
「やっぱり神様のお皿なんだね~」
と、感心しきりの私たち。
(←途中まで落ちる日も。これで約1メートルの落下。この状態で止まっているっていうのもただ事ではないような)
最近はこの春~夏にかけて孵ったヒナが立派な成鳥になったのか、やって来る鳥の数がめっきり多くなりました。
夏の間は母子で来ては、小さい母鳥が自分の1.3倍はありそうな口を高く上げた大きなヒナに、背伸びでもするように苦労して餌をあげる姿を毎日のように見かけたものですが、今はそんな母子もいなくなりました。季節の移ろいは、こんなところにも。
まったく上薬がかかっていないので、ちょっとぶつけたらすぐにも割れそうです。
ところがこの皿、割れません。
どれぐらい割れないかというと、2メートル近い高さからたびたび落としても割れないほど。
そのため私たち一家は畏敬の念をこめて、
「伊勢の皿」
と呼んでいるのです。
このお皿、普段はスズメを中心とする鳥たちが使っています。これに毎朝餌を入れ、サンデッキの囲いの上に置いておくのです。サンデッキの上に直接置けば、落ちることはないのですが、人影が近すぎて鳥が落ち着いて食べられないのと、フン対策もあって、わざと高いところにしてます。
(この日はご飯の代わりに刻んだ麺を入れておきました。恐る恐る食べ始めたものの「けっこうイケる!」ということになり、すぐに空に。口の中が粘つくのか、盛んにくちばしをその辺にこすり付けてました→)
ところが食べ終わると、
「ちぇ、もう空じゃないか!」
と遅れてきた鳥がいじけて蹴るのか、たまたま落ちてしまうのか、時々サンデッキの上に墜落しています。(必ず空になってから)
しかし、この1年半で割れた皿はせいぜい2枚。落下していたことは数知れず@@
「やっぱり神様のお皿なんだね~」
と、感心しきりの私たち。
(←途中まで落ちる日も。これで約1メートルの落下。この状態で止まっているっていうのもただ事ではないような)
最近はこの春~夏にかけて孵ったヒナが立派な成鳥になったのか、やって来る鳥の数がめっきり多くなりました。
夏の間は母子で来ては、小さい母鳥が自分の1.3倍はありそうな口を高く上げた大きなヒナに、背伸びでもするように苦労して餌をあげる姿を毎日のように見かけたものですが、今はそんな母子もいなくなりました。季節の移ろいは、こんなところにも。