ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

ダニーデン行:オクタゴンとセントポール大聖堂

2019年10月09日 | 南島:ダニーデン

ジョージストリートを歩いて
やってきたのは市の中心の

オクタゴン


名前は八角形でも形は丸く
ジョージストリートが真横を
貫くように走っています。

オクタゴンの外側を八角形の
モレイプレイスという道が
囲んでおり、地図で見ると
ポケモンボールのようです(笑)


オクタゴンはバスターミナルや
飲食店が密集している場所で
古くからの中心地らしく
19世紀からの建物が建ち並び、
教会の密度も半端ないです


古い建物の象徴のひとつが
ダニーデン市庁舎

1878年に起工し、
第1期が1880年完工
第2期は1930年完工


現在の姿になるまで

半世紀もかかったんですね。


もうひとつがセントポール大聖堂

最初の教会は1863年に完工。
しかし、建築技術の問題で
1919年に現在の建物に
建て替えられました。


その結果、NZ唯一の石造りの
アーチ型天井が完成



確かに足を踏み入れた印象が

ヨーロッパのようでした。


NZも西洋社会だったんだ

みたいな素朴な発見(笑)


美しいステンドグラスの窓



これは中央の2枚に
ペンギンやアシカ、
アホウドリも描かれた
オタゴ・モチーフ



不思議だったのは
祭壇の周りだけが
モダンなこと

十字架もカラフルで
ガラスのプリント


同じ空間とは思えないほど
違う印象で、ここが境目

増改築されたよう


これには訳がありました。
1915年の着工以前も以降も
建設は資金不足に悩まされ
計画通りの祭壇と十字架を
造る余裕がなかったため、
建て替え前の教会のものを
仮に用いていたそうです。


1950年代には計画通りの
祭壇の建設が断念され、
1969年に建て替え前の
教会の祭壇が解体されて
今の祭壇ができたそう。


簡素でモダンな祭壇



振り返ったときの
壮麗で重厚な入口



その間をつなぐ美しい
柱とステンドグラス

1860年代の突然の
ゴールドラッシュからの
栄枯盛衰の絵巻のよう。


そのすべてが
ダニーデンのリアル




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ダニーデン行:ジョージスト... | トップ | ダニーデン行:オクタゴン周... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

南島:ダニーデン」カテゴリの最新記事