「ヘンな夢を見たんだ・・・」
と夫が神妙な顔で語った夢。
「夫」は我が家で一番大きな
紫色のスーツケースをクルマ
に積み込み、一直線の一本道
をクルマで走って行きます。
乗っているのは「夫」1人で
スーツケースは空でした。
道は果てしなく長く、辺り一
面青かったのに、いつしか道
の先が黒っぽく見え吸い込ま
れて行くように感じたそう。
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夢の状況を聞いたとたんに、
「これは『死後の下見』だな」
と感じました。私は自分が死
んだ後らしい夢を繰り返し見
ているのでピンと来ました。
まず、「夫」1人であること。
すでに旅に出ていること。そ
して、スーツケースが空っぽ
であった点がカギになります。
「私」の下見も必ず1人で、坂
道を上って行きます。「私」
の場合はいつも手ぶらです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/5d/c175598cf9c31146cdd18aec65012637.jpg)
(※イメージとしてはこんな坂)
徒歩かクルマかの違いはあっ
ても1人で、行き先がはっき
りしない遠い場所に、何も持
たずに向かうのは同じです。
あの世に行くのに現世の物は
何も必要ないことを、空のス
ーツケースは示しています。
三途の川を渡るための六文銭
など必要ないのです。その時
が来たら、すべてを置いて、
行くべき所に向かえばいいの
だと私は夢から学びました。
行き先がはっきりわからなく
ても迷うことはありません。
生前の経験から本人がなじみ
易く、わかり易い道が示され
るようです。それが「私」に
は坂道、「夫」にはクルマで
行く一本道だったようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/fd/ed0cd2f3035af7c26805feb7c3fe8dc9.jpg)
死後の下見では同じような状
況が繰り返し夢の中に出て来
る可能性があるので、今後の
夫の夢の展開に乞うご期待
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)