ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

テカポ行:初めてのジェラルディン

2023年04月02日 | 南島:カンタベリー

2022年5月のテカポ旅行4日目


「ランチはココで
と決めていたカフェに到着

Verde
英語読みでバーディー?
フランス語読みでベルデ?
どっちにしているんだろう?


テカポとクライストチャーチ
の中間ぐらいに位置する、ジ
ェラルディンという小さな町

名前のとおり見事な緑の庭園


お料理も美味しそうで即決



コーヒーとブリスボールも



夫はボンボローニで糖分補給

(👆運転に欠かせないそう)


店は地元民と旅行者でとても
混み合っていましたが、営業
時間は1時間短縮して3時まで



さらに売りに出ていました。

コロナを乗り切ってもその先
が続かなかったのか、単にオ
ーナーがリタイアするのか。


理由はともあれビジネスの売
買が活発なNZ。後継者問題の
悩みがないのは大きな利点。

今頃は新オーナーのもとで、
混み合っているのでしょう。


ジェラルディンはクライスト
チャーチから150kmほどで、
人気の週末の外出先なのでは

隣の2階建てはホテルかな


そうでした。ビカレージとい
うイギリス国教会の牧師の邸
宅を改装しそのまま名前にし
たブティックホテルでした。



建物の来歴の詳しい説明によ
ると1900年に隣のセントメリ
ーズ教会の牧師宅として完成

(※今のセントメリーズ教会)


当初は牧師宅としてだけでな
く日曜学校や地域の集会場と
して多目的に利用され、1900
~2009年の109年間に15代の
牧師が家族と暮らしたそう。

(※上は1985年の絵。下は完
成当時?の写真のようです)


その後賃貸物件となり、2017
年に売りに出され、2019年に
地元のバーカー夫妻が購入し
徹底した改装を行い、ホテル
として蘇ったのだそうです。


HPでも改装ぶりがうかがえ
夫妻の名前で改装にかかわっ
た業者や個人の名が列記され
謝辞が捧げられていました。



人口3,000人足らずの小さな
町にあってさぞや大きなプロ
ジェクトだったのでしょう。


購入価格よりも改装費の方が
高そうで、歴史的建造物指定
を受けているので何かと制約
も多いはず。相当の情熱と忍
耐と資金力がないとここまで
できなかったことでしょう。


マンゴヌイのオールドオーク
をふと思い出しました。あそ
こはアメリカ人女性の恋と忍
耐と資金力の賜物でした。



バーカー夫妻はホテルの真後
に控えるジャムなど一大保存
食品店バーカーズのオーナー



ジャムやソースなどあらゆる
瓶詰め食品が一堂に揃い、ス
ーパーでも買えるのについつ
い手が出てしまいます(笑)

レストランも併設されてい
てここも賑わっていました。


現役の映画館



上映中の映画が似合いすぎ

まるでイギリスそのまま(笑)


それ以外は小さな商店街があ
るぐらいでサポートローカル
で、ここでも少しお買い物



チーズ専門店でもあれこれと



テカポに行くときは必ず立ち
寄る場所になりそうです。

(※可愛いキウイアナの壁画)