ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

夢見:新館と旧館(後編)

2022年06月12日 | 浅き夢見し

滞在先の5つ星ホテルで部屋
がわからなくなり、マネージ
ャーの後をついて新館から旧
館に戻ったところまでが前編


気づくとマネージャーの姿は
なく、目の前には長い廊下が
縦横に走っています。天井は
低く、照明も落としてあり、
古い建物に戻ったのが視覚的
にもわかります。しかし、人
の姿はなく、廊下の両側には
ずらりとドアが並ぶばかり。


そもそも「私」は自分の部屋
の番号も知らなければ、鍵も
持っていませんでした。部屋
で寝ているはずのテナント氏
に、申し訳ないけれど起きて
もらうしかなかったのですが


ずらりと並ぶドアが客室のも
のなのかそれさえわからず、
その辺のドアノブをそっと回
しても鍵がかかっています。


「私」はだんだん焦り出し、
廊下をあてどもなく歩きなが
らドアノブを回してみますが
開かないか自分の部屋ではな
いかで、無人のホテルで完全
に迷子になってしまいます。


最後に回したドアノブは軽く
周り、ドアが開くとそこはい
きなり外で「私」は1mほど下
の草地に落ちてしまいます。


伸びた雑草の間にゴミが放置
されていて、見るからにホテ
ルとは無関係の場所で、突然
転がり落ちて来た見知らぬア
ジア人を、褐色の子ども2人
が不思議そうに見ています。


「私」は転がり出て来たドア
の方を振り向いてみましたが
グレーの塀があるだけで、ド
アらしいものはありません。


「ホテルに帰りたいんだけど」
と言ってみましたが、英語が
通じないうようで、子どもが
視線を移した先に大人の姿が
あり、どうやら父親のよう。


行ってみると、そこは小さな
自動車修理工場のようでダッ
トサン風の古い深緑のトラッ
クが1台停まっていました。


中年の小太りの男性は油まみ
れのランニングを着ていて、
1人で修理をしていました。


「ホテルに帰りたいんだけど」
と再び言うと男性は理解し、
トラックの陰で見えなかった
工場奥の油で黒光りした貨物
用エレベーターを指差して、


「上とつながっているのは、
アレだけだ。乗ってみるか」

と片言の英語で聞きました。


それはレストランで食事や下
げた食器を別の階に運ぶよう
な小さなエレベーターで、と
ても人が入り込める大きさで
はなく、ドアが閉まったらど
こに行くのかもわからず、恐
ろしくて乗れませんでした。


「私」は強制終了ボタンを押
して目を開き、生還します。


=============


前編は「ホテル」、おなじみ
「ハイアット」「バスロ
ーブ」
ときて、後編は「迷子」
「エレベーター」という私
の夢の定石がテンコ盛りの夢


最後に転がり落ちたのは、メ
キシコのようでした。草むら
に放置されたゴミの中に人骨
の上半身が右肩が埋まった状
態で捨てられており、一瞬ヒ
ヤっとしたものの、メキシコ
の「死者の日」(いわゆるお盆)
の装飾だとわかりました。

(👆人骨が身近なカルチャー)


褐色の人たちもNZで普段見
慣れたポリネシアンやメラネ
シアンではなく、いかにも外
国人でした。夢の中とはいえ
なにしに行ったんでしょう


コメント
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