ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

夢見:逆さまのカーテン

2019年10月06日 | 浅き夢見し

夢日記として記録する夢では
過去最短かもしれない
一瞬のイメージだけの夢。


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年配の白人夫婦がカーテンを
さげようとしています。


窓には白い透ける無地の
カーテンがかかっており、

その上から厚いカーテンを
さげようとしているのです。


外が明るいので2人は逆光の
中にいて、さらに奥にいる
「私」からはシルエットの
ように見えるばかりです。


2人とも背が低く小太りで
英語ではない言語を話し、
奥さんは自分で編んだらしい
茶色の厚手のカーディガンを
着ています。


周りも逆光の中に沈んで
よく見えませんが、質素な
暮らしぶりのようでした。


椅子に立ったご主人と、床に
立つ奥さんは、あーだこーだ
と言いつつ、カーテンを広げ
なんとかカーテンレールに
さげようとしています。


奥さんは腕を広げ万歳をし
一生懸命カーテンを持ち上げ、
背伸びまでして支えています。
白いソックスを履いている
爪先立ちの小さな足が見えます。


ご主人は椅子の上で身を乗り出し
これまた一生懸命にカーテンを
さげているところでした。


2人だけでわーわーやって、
なんとか付きました。


しかし、よく見ると逆さまです。
ギャザーが寄った方が下になり
裾側が上に向かって広がって
いるではないですか


カーテンは窓に逆三角形のまま
ぶら下がっていました。しかし、
2人にとってはそれで一仕事を
終えたことになるらしく、
疲労困憊しながらも
ホッとした様子です。


「カーテンが逆さまでも
気づかないって、この2人は
どこから来たんだろう?」


そう思いつつ、重そうな
ギャザーの寄った薄茶の
カーテンの裾を見ながら
夢が途絶えます。


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夫婦はなぜかロシアからの
移民のような気がしました。
「どこから来たんだろう?」
という疑問は、NZらしく
「どこからの移民だろう?」
という意味です。


「どこから来たんだろう?」
という「私」の感じたところに、
「そんなことも知らないのか。
今どきそれってどこの国?」
という見下した思いはなく、


最初からギャザーの寄った
既製品のカーテンがない国
そいうものは手作りする国
なんだろうという客観的な
思いがあるばかりで、
それはどういう国なのか、
という単純な好奇心から
そう思っただけでした。


世の中に偶然はない
と信じるリアルの私。
それを目撃したことも
その後に感じたことも
きっと意味があるはず。


見聞きしたものを
反射的に狭量的に
決め付けない
判断しない

ということを
学んでいるようです。


情報が溢れるどころか
溺れそうになるほどの
ネット社会にあっては
自分がブレないこと
スルーすることも

また重要なのでしょう


「私」は夢には登場せずに
目撃しているだけでした。


肉体を持たない幽体離脱の
スピリットのままたまたま
そこに居合わせたらしく、
逆さまを指摘するでもなく、
「私」まで2人の仕事が
終わってホッとしていました。



コメント
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