goo blog サービス終了のお知らせ 

第43代紫組要領次第

開成高校第43代紫組要領次第係のホームページ。

蚊帳の隅

2011-07-10 21:54:48 | Weblog
揺れた揺れた 心が揺れた 震度8


---

「君と好きな人が100年続きますように」
なんて思えるわけもなく。

でも、そうは言っても、
心の全部が「残念」とか「悔しい」
という負の気持ちで占められているわけでもなく。
かと言って美しい心でいられるわけもなく。

全身の感覚がぼんやりとして、
世界から切り離されたような感覚。

耳の中に水が詰まっているようにしか音が聞こえなくなってしまって、
足の裏の感覚がなくなって、地面に立っているのかがあやしくなって
全身の感覚がなくなって、宙に浮いているような、
それでいて、
その浮遊感は、決してわくわくするものではなくて。

悲喜交々というのはこういうことなのかなあ、
と思いながら。


「複雑な表情」なんていう、
「お幸せに、という気持ちと、ああ残念という気持ちを足して2で割ったような表情」
なんてできるわけなく、
ただただ、2つの顔を交互に出すべきなのか、
それとも、
なんの表情も浮かべなくていいのか、
どうしたらいいのか分からない、
顔の筋肉。

うれしそうな「君」が「結婚秒読み」、
ということを話してくれながらちょびっとだけ盛り上がっているのを
心だけが3.5メートルぐらいの「蚊帳の隅」ぐらいの距離で聞いているのでした。


---
---


「君と好きな人が100年続きますように」
なんて思えるのはいったいどこの聖人か。
普通は、俺は君と一緒にいたいんだ!
という気持ちが勝るはずだ。






【追記】
読み返してみたら、
すっげー青春っぽい日記!
我ながらいいね!

実話が何%なんだろう。。。
え、作り話はけしからん??
そういうのもいいじゃないですか。
たまには。

マザーの関連動画

2011-07-08 21:46:15 | Weblog
動画を貼るだけ、
リンクを張るだけ、
ニュースのコピペ、
とかそういうのって、
自分は、
自分のブログを書く上で、
結構ずるいと思っていて、
できるだけやらないようにしてきたんだけど、
今回はあまりにも懐かしくなってしまい、
いろいろと貼りたくなりました。
ごめんなさい。


●まずは懐かしさから。
http://youtu.be/w766L022iCk
ひたすら懐かしい。
考えてみると、相当昔のゲームだから、
僕がゲームをやっていたというより、
ゲームをやっていた兄の横に
黙ってちょこりと座って見ていた、
っていう年齢だったなあ。
自分でプレイしていなくても、
音楽は頭に残るんですね。
久しぶりに兄二人にメールしてしまいました。


●「私、このマジカント国がなくなっちゃう夢を見たのよ。まだ心臓がドキドキしてるわ。」
「僕の国」(あ、日本とかそういう意味じゃないよ。)
もいつかなくなるんですね。
さびしいです。
数十年以内に必ず無くなるん、ですものね。早ければもっと早いし。
http://youtu.be/ln-W-zZvOfA
の最初のセリフです。


●「ワタシハ ふらいんぐまん。
アナタノ チカラニナル。
ソノタメニ ウマレテキタ。」
上と同じ動画の、1:07のところ。
カタカナ表記だけど、強い意志を感じます。
こんなこと、家族に言ってみたいです。(いつか、ね。)


●http://youtu.be/fZ_wHhXIK8Y
の1:33のところが好き。
運命とか人生とか一人でコントロールなんてできないんですよね。
でも、でも、頑張らないといけないんですけど。


●とはいえ、次の動画みたいな、
ノリのいい感じで、
暴走する車のノリで、
うきうきと軽いノリで、
生きていきたいものです。
人生いつだって、アドバルーン。
http://youtu.be/eI0EbO2BpWQ


●ちょっと方向性は違うけど、
どっかの誰かがやったRemixも貼っておきます。
この動画を見て、「あー女に生まれたかった。 」って思った。
母になれるとか、絶対に敵わない。
そんなことを感じる、

歌声。曲。歌詞。絵。全部よかった!
http://t.co/J8f2mQW



ファミコン版MOTHERとか知らない人多いですかね。
懐かしすぎて、ゲームボーイアドバンス版のMOTHER(1+2)を購入してしまいました。あれ、、、院試の勉強は???

いいんです。
人生軽いノリだから。
いつか死んじゃうんだから。

でも、

「私の事、忘れちゃダメよ。絶対に。」(←これは、http://youtu.be/dJ417yXVx7Q の1:40のところ。)

って言って死んでいきたいです。
言える相手がいるといいなあ。





【追記】
http://youtu.be/EwppfyebElI
こっちの方が軽くて元気でるなw

リア王、元リア王、非リア王

2011-07-08 21:45:56 | Weblog
内田暁の一人知恵袋


質問(shakespeare_daisukiさん):

「リア王」ってリア充の中でも特にすっごい奴の話?


解答(Mr.Stratford-upon-Avonさん):

違います。
よく誤解があるので、少し説明を加えます。

リア王は若いころは本当にリア王でした。
しかし年を取って非リア王になりました。

シェイクスピアの戯曲では年を取ってからのお話がメインです。
そのため、以前は、

「本来なら『非リア王』または『元リア王』というタイトルにすべきだった。」

という説を唱える学者が多くいました。
中には、
「現存する戯曲は、本来の『リア王』の後半部分にすぎず、
どこかに前半部分が存在するはずである。
まだ見つかっていないシェイクスピア七不思議のひとつである。」
という憶測をなす学者までいました。

しかしながら、現在の英国文学界では、

「シェイクスピアは、敢えて『リア王』というタイトルにした。
それは、往時のモテモテぶりを彷彿させて、老後の悲哀を強調したかったからである。
また、戯曲に前半部分が存在するという憶測は当時の関係者の日記や、上演記録などの歴史的な資料からも裏付けられない。」

という解釈が通説となっています。

ちなみに類似する作品に下記の三作品がありますので整理しておきます。ご参考まで。

シェイクスピア→「リア王」
高村薫→「新リア王」
内田暁→「非リア王」

甘えてんじゃねえよ

2011-07-06 22:40:03 | Weblog
本日(2011年7月6日)の日経の経済教室が非常に良かった。印象に残る一単語を残してくれたという点で、すごい。どんなに面白い文章でも、印象は残っていても具体的な内容って思い出しにくいもの。しかし、今日の経済教室は、一つの単語を僕の頭に刻みつけた。

中身は社会保障と税制の在り方なんだけど、それを要約するのは本稿の目的ではないから割愛する。その記事にあった、「社会保障には『自己破壊性』がある」という言葉が印象に残ったのである。これは結構そうなんじゃないかな、と、直感的に同意した。以下ではがちな議論ではなくて、ブログ的なゆるいノリで持論というか思い出話と思いつきをまくし立てるのでゆるいノリで読んでいただきたい。

ずっと前、高校の地理の先生だったか、まあ地理なんか教えるわけもなく、延々とアフリカに行った時の話をなさる熊のような先生だったんですが、彼が「貧しい国は子供を増やす傾向がある。それは、子供が増えるほど働き手が増えるからだ。しかし、そうすることで一人あたりの食費や教育費が手薄くなるから、どんどん貧しくなって、人口ばかりが膨れ上がる」という話をなさっていたことを思い出した。ここには、貧困が出産を促進して、その結果、一人あたりの貧しさがどんどん増えていくという悪循環が僕の記憶に残った。地理の授業だけど。「地理」的なこと、、、習ったっけ。。。

さて、今朝の朝刊の「社会保障の自己破壊性」って、今書いた地理の先生のお話の真逆のお話ではないだろうか。ちなみに復習しておくと、そこで言及されていた「社会保障の自己破壊性」ってのは「社会保障がある→社会が守ってくれる→子供を持って子供に面倒を見てもらおう、というインセンティブが減る→子供が減る→将来世代が減る→社会保障が立ちいかなくなる」というお話であった(詳しくは、7月6日の朝刊を読んでね。はあと)。

そもそも家族の世話にならないとかいきまいて子供を持たない男女が増えているけれど、お前ら、子供をもたなくても生きていけるみたいにいきまいてるけどさ、最後は社会に守ってもらってることちゃんとわかってる?自分一人で生きてるとか幻想だよ。勘違いだよ勘違い。若気の至りなんだろうけど、あんまりいきまいてると見捨てられるよ。いや、見捨てられなくても、制度は破たんするよ。いいかい、結局は、あんたに子供がいなくってもさ、次世代にお世話になるわけ。7割以上を公費負担なんですよ、給付は高齢世帯が占めていて、保険料払ってるのは若い世代なわけ。わかるかな。俺は/あたしは自分で生きているぜ/生きているわみたいな顔をされてもはっきり言ってプゲラなんだよ。

偉そうなこと言うならもうちょっと広い視点で見てみろよ、と。お金を下の世代から巻き上げておいて、俺はあたしは自立してるんだぜしてるんだわ、はないよな。結局お前らは甘えてるんだよ。甘えてんじゃねえよ。


だから、言います。僕と付き合ってください。そうして、将来は結婚して子供を持ちませんか。大切にしますから。


って結局そこかよ!!

短歌「余り物」

2011-07-06 10:42:48 | Weblog
● 乞食一人コンビニ弁当食らう夜 国道沿いの縁石の上


田舎での生活をしていると圧倒的に車での移動が多くなります。自転車&電車で東京への通学通勤には事足りるなどとつい4か月前までは思っていたのに、今となっては、何をするにも車です。コンビニに行くのも車。ポストに葉書を出しに行くのも車。スーパーに行くのも当然車。それから駅の送り迎えをするのもアタクシの役割で、これもまた車。朝から晩まで、車に乗っていますと、だんだんと乗り慣れてきます。慣れてくると、いろいろ周りの景色や、窓を開けているときなんかは音も聞こえてくるわけですね。よそ見はいけないんですが、まあ田園地帯だったりするわけで、ちょっとは目をそらして景色や動き回る田んぼの人の様子を観察しちゃったりするんですね。

そんな中、先日の薄暗くなってきた夕方、国道をずいっと走っていたところ、縁石に白い影が腰を下ろしている。おやおや、なんだろう、と思って、いやあさすがに幽霊だなんては思いませんでした、よく見てみると、汚いカバンを横におろしている乞食のようでした。こちらは国道よろしくスピードも出ているから、じっくりみるなんてこともできず、さあーと通り抜けたのですが、視界の端でとらえたその映像を、すこし走りながら思い返してみると、ああ、あれはプラスチックのパックに入ったコンビニ弁当を食べていたのだ。ということがわかりました。

たぶん捨てられた弁当なのかな、などと想像しながら、乞食という社会の余り物・コンビニという大量消費社会の代表選手から生み出される余り物・国道&車のヘッドライトっつー華やかな社会のメインロード沿いにひっそりとたたずむ薄暗い縁石、そのすべてが一気にシンクロしてきまして、一首できたというところであります。

最後の「縁石の上」以外はすべてk音(カ行)で始まる、というところもリズムよく仕上がったと思います。ただし、体言止めは一首に一個まで、という短歌の基本ルールを著しく脱しているので、もう少し語順を大胆に切り替えて、書き直したいと思っています。

以上。

---
---
---

車から見える景色と言えば、今朝母を駅まで送って行った帰りには、ちりーんちりーん、という音が開け放った車の窓の外から聞こえてました。耳慣れないな、と思って見やると、青いのぼりに「アイスキャンディー」の文字。日焼けしたTシャツのおじちゃん、というかおじいさまが、てぽてぽと手押し車で、クーラーボックスを押しておりました。昔の映画で見るような、自転車のアイスキャンディー屋さんではないんだなあと思いながら只今おうちに帰ってきたところであります。なんとか身近で書くネタを調達している毎日であります。急ぎで書きましたがあまり時間も無駄にはできないため。

テンカコッカ

2011-07-05 13:10:42 | Weblog
さて、たまには天下国家を論じるような記事でも書いてみたいものである。ここんところ、割と身近な景色描写だとか、床下から梅ジュースをひっぱりあげただとか、そんなのばかりであるし、何と言っても曲がりなりにもこーきょー政策の修士まで出ていて、んでもってケーザイの博士に進学して将来は医療政策がどーのこーのという流れに持っていきたいのであるから、やはりここはその将来の大成功の萌芽を感じさせるような、するどいテンカコッカ論を書かなければならないなあ、と今更ながら思ったのである。

例えば、我が国の政府の増税案には断固反対である、だとか、いやいや、将来世代に負担を回すだけの国債乱発こそ無責任の極みであってうんぬん、など、そんなことを書いて、テンカコッカを論じている俺!すごい!!お前たちとは違うんだYO!みたいな文章に仕上げてみたいのだけれど、はてそこで考えた。山道を登りながらではないけれど、考えた。

テンカコッカってどこにあるんだろう。ええと、手元にはどうも見当たらないので、さしあたって、箪笥の中にでもあるかとか、透明の箱、ほらあの昔の洋服とか、昔の教科書とか、捨てりゃいいのにとりあえず詰め込んで納戸の奥にしまいこんでいるようなあのジョイフル本田で売ってるようなあれ、あの箱の中にあるんではないかとか、思ってみるんだけれど、暑いし、箪笥やら箱をがちゃがちゃやるために納戸まで移動するのは難儀である。よってそうゆうところは調べない。きっと他の場所にあるはずだと自分勝手に想像する。

では、もうすこし、簡単に探してみるところはと言えば、うむ、冷蔵庫である。なんといっても開けるとひんやりするからそれだけで幸せだ。それにパンナコッタというゼリー的な何かが以前流行ったことがある。パンナコッタとテンカコッカ、なんだか名前が似ている。これは間違いない、冷蔵庫にあるはずだ。ということで冷蔵庫の中を見てみよう。冷蔵庫まで行ってくるぜ。待ってろよベイベー。はい、行ってきました。しかし、扉を開けてぼぉっと突っ立ったままで眺めてみたところで、涼しいなあと感じるほかに何も感じない。そうだ、俺はテンカコッカを探しに冷蔵庫を開けたのだと思い直してみても、いかんせんテンカコッカがどういう形をしているのか、どういう色をしているのか皆目見当が付かないものだから、冷蔵庫のものを一つ一つ調べて、これは大根の煮たのだからテンカコッカではない、これは今朝のオレンジの残りだからこれも違う、と消去法を延々としていかないといけないからめんどくさくなって断念。

ということで当分テンカコッカは見つからないなあという大いなる悟りに至ったのでした。こんなふざけた姿勢の吾輩を偉い人たちはどう思うのだろうか。お許しくださいませぇと合掌しつつ、お昼ご飯でも食べることにしよう。おお、大空のはるかかなたから飛行機のうなり声のようななものがかすかに聞こえてくるぞ。小学生の下校時のような情景がさーと頭に浮かんだ、もとい、耳に浮かんだところで、今日はお仕舞い。



夜の音

2011-07-02 21:21:13 | Weblog
「夜の音」

窓を開けて、家を南北に抜ける風を感じながら、おやちょっと冷えるな、などと思いながらパジャマを長ズボンに履き替えたりしている。夏の夜、の夢、、、ではなくて、普通に、夏の夜。

遠くから聞きなれない声が聞こえてくる。「ポーポー ポーポー」という、たぶん、なんかの鳴き声だ。「ポーポー」を1セットとすると、それを4セット繰り返して一旦鳴き声が止む。そのあと少し間が空く。しばらくまっていると次のが始まり、また同様の四セットを。鳴く

「あまり聞かない声だね。鳥かなあ」などと母と話しながら、耳を澄ませていると、たまに5セットであったり、3セットであったりする。いったいなんなんだろう。フクロウかな。神社にふくろうが住み始めたとしたらそれはそれで風雅だ。

それから、虫の音。春の中ごろからずっと聞こえる音なんだけど、これも正体は分からない。家に小学生でもいれば、学校でなんという虫だか聞いてくるのかもしれないけれど、うちには子供はいないから、しかたない。

なんでも検索できる時代になったようであるけれど、こういう音声がなんなのか、ということはなかなか検索できない。「ポーポー 夜 声」などで検索してもきっとわからないだろう。

文字という目で取れる形ではない情報がこの世には溢れている。すっごい世界が向こう側に広がっているのだ、と思うと、テレビを消して、エアコンを消して、窓を開けて、夜の音に耳を澄ませたくなる。

夏の夜の、やっぱり、夢。

欲望メモランダム

2011-07-02 14:02:17 | Weblog
先日、ここで書いたかどこで書いたか忘れてしまったが、結婚レイディエーションやら夕焼けグラデーションなる言葉を披瀝したと思う。披瀝というとどうも大げさな感じがするが、大声ダイヤモソドとか涙サプラァイズ以来、単語にカタカナを添えるとイケてるんじゃね、などと思ってしまっていて、それでいろいろを表現しようと、考え付いたのである。結婚レイディエーションについては、友人の結婚式でその気合いみたいのが放射状に発散しまくっているのがビンビン感じられたことからできた言葉で、夕焼けグラデーションは田園を自転車で走っていたら、ほら夕焼けって赤くてきれい、なんつー単色の美しさではなくって、空一面が昼から夜に向かって色を変えていくグラデーションなんだなという感動を覚えたからつい思いついた言葉なのである。こうやってグラデーションなんだなあと思うと、夜のとばりが下りる、なんつー日本語にも味わいが出てくるわけでして。緞帳がゆっくり下りてくるようなそんなイメージですね。

そこで今日は欲望メモランダム。これもなかなかよくできた言葉と我ながら思うのですよ。というのも、この「欲望」の「ぼ」という、この、なんていうか、唇から、「んんぶぼぉぉ」って出てくる、いやスローモーションにしたらの話ですけどね、この音がなんていうか官能的っていうか、こう、色っぽいじゃぁありませんか。んで、これにメモランダムをつけるとですね、ほら、「め」「も」「む」と三つもこの唇から「んめ」「んもぅぉ」「んむむぅ」という子音が出てくるわけで、これもスローモーションにしたらっていう話ですよ、なんていうか、ほら、こう、色っぽいじゃありませんか。そこでこの組み合わせはよく出来たなんて自画自賛、ならな自書自賛しているわけですが、どうでしょう。え?そんなこといったら、「希望」といういかにもキラキラテカテカした言葉も、「ぼ」が入っているから官能的なのか?ですって?いやあそこを衝かれると弱いんですがね、まあなんていうか、このオノマトペじゃないですけど、言の葉の響きが意味に興を添えるというか、ようするに、いま子音がどうのこうの話しましたが、それはまあ添え物程度のものでして、そこまでたいしたことないのです、とお応えしなくっちゃいけないから、やっぱりそこまで大したタイトルではないのかなあと一人落ち込むのである。

そこで今日は欲望メモランダム。欲望というと、なんていうか、ぎとぎとしたいやらしいものなんていうイメージがあるかもしれませんが、というかあたくしも持っていたのですが、やっぱり大切ですよね。なんていうかエンジンだと思う。ガソリンかもしれない。そういえば友人が、「怠け心というエンジンに欲望というガソリンを注ぐことで人間は動けるのだ」なんて言っていたけど、そう、欲望ってなくっちゃ人は動かないんですよ。だってそうでしょ。ご飯食べて幸せーだったら、人間と、というか文明の進化なんてきっと2000年ぐらい前に止まっていたんじゃないかな、なんて思うわけで。欲望があるからこそ、こうしようあうしようという努力が生まれる。その欲望をうまく掻き立てることこそが、先進国になるための第一条件、そう、F.O.C.なんです。Q.E.D.

前置きが長いね。さっきバスに乗りながら考えていたときはもっと前置きが長かったんだけど、その考えた中身の9割がたを家に着くころにはすっかり忘れてしまったので、前置きが短くなって、むしろこれでもすっきりしている方。そもそも、本編、すなわち、欲望メモランダムというタイトルに合致した内容がないわけで、そのためにここまで前置きで水増し水増ししてきたわけです。

そこで今日は欲望メモランダム。内容として何をかけるかなあなどと考えていたとき(今考えている)に思いついたのが、音楽、うん音楽について書いてみよう。というか、ポップミュージックなのです。ポップミュージックってのにはまあ皆様お金をかけるわけで、CDを買ったりライブを聞きに行ったり、かくいうあたくしも先日ライブに行ったりしたわけで。んで思ったんですけど、これってどういう欲求を満たしてくれているんでしょうね。うーん不思議。今家でこの文章を書きながら、ガガ様のPVなんかを流しているのですが(これは嘘。文章を書くときは音楽はかけない主義。でも、まあそういう設定で以下続ける)、これって動画を見ても、音楽を聴いても、なんの欲求も満たされている感じがしない。いや、するんだけど、なんていうか、それが「食欲だ!」みたいに明確にdefineできる欲求なのかどうかが判然としないわけで。ちょっと考えれば思いつくかもしれないけどね。ちょっとも考えない無責任無計画無目的なのが本ブログの筋であるからこれ以上は考察しない。

音楽って、なんなんでしょうね。もうちょっと広く、ショウビジネスってなんなんでしょう。いやしなんですかね。ってことは癒しってのは根源的な欲望の一つなんでしょうか。欲望ってなんだろう。そんなことを考えながら、はい、今年の夏は今のところ一回もエアコンを使っていません。えらい。さすがおれ。
ではばいちゃ。


補論
なぜこんな結論も本題もテーマもないようなダメ文章を書いたかというと、そのなんていうか、毎日更新するとアクセス数が結構高くなるんです。季刊誌よろしく、数か月に一回のような頻度で、それでも一個一個はきっちり考えた、文章を書いていたときなんかアクセス数は、ああ、URLを知っている友達の人数未満、みたいな感じで低空飛行していたんですが、最近はなんだか多くてですね。いや、まあ多いって言ってもタカが知れている、いやここは数の話題をしているだけに「多寡が知れている」なんつう表現を作っちまいましょう、んですがね。(正直に言おう、最近毎日書いてみてはいるがそれでも100未満だ!)

ってことで半ば、というか全部、無意味無目的無計画にキーボードをストレス解消代わりにたたいているうちに25分もたってしまったので、院試のべんきょーに戻ります。ではよい週末を。

梅ジュースできた

2011-07-01 09:42:37 | Weblog
先週に漬け込んだ梅ですが、
できました。
砂糖でつけたので梅ジュースです。
酒で漬ければ梅酒になるし、
塩で漬ければ梅酢ができるみたいです。

甘いものが好きな自分は梅ジュース。

漬けた時の写真は撮り忘れたので、
出来上がりの写真だけ。

早朝一番寝起きで、床下から引き揚げてきました。それがこれ。



とりあえず梅と、ジュース部分を分離してみました。
梅をかじってみたら(左奥の小さな皿)、意外とすっぱかったですね。このまま梅だけでもおやつになるかと思ったけど、ちと無理。



ジュースは保存のために一旦煮立たせる必要がある(らしい)ので遵守した(右手前の鍋)。あと、梅の方の使い道に困っていたので母に投げたら「煮込んでみよう」ってことになって煮詰めてみました(左奥の鍋)。すっぱさが若干とれて結構甘くておいしくなりました。



漬け終わった後の梅の使い道大募集!詳しい人教えて!



味は確認しました。おいしかった!
でもまだちゃんとは飲んでいません。
薄めて飲まないとだね。
炭酸で薄めるんですよ、って看護士仲間さんに言われているからそこもちゃんと遵守しようと思います。
でも炭酸は好きじゃないからなあ。
水でもおいしくいただけそうなので、
水で薄めて飲むかもしれません。

朝は紅茶って決まっているので朝は飲みません。
貴族か!

【追記】
煮込んだ梅はかなり甘くなっており、
ジュースに沈めてぐちゅぐちゅ崩しながら飲むという方式で飲んでおります。
半分ぐらい炭酸を入れて、残りは水。

こ、、、これは、、、

想像を

はるかに

超えて、


かなりおいしい!!!


梅雨、といういままでは「ツユ」という音と、雨が降る季節、という意味でしかとらえてきませんでした、
「ああ、梅の季節の雨なんだ」ということが味覚を通じてわかるようになりました。

日本って素晴らしいですね。

徐々に田舎者に落ち着きつつあります。

立ち上がれ 全埼玉県民よ

2011-06-30 16:40:12 | Weblog
<Saitama, the hottest spot of Japan>

Stand up! All brave Saitama citizens!
Win the hottest record of July!

...
...
...


以下のリンクの月別の歴代最高気温のデータを見てほしい。
気象庁 http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/rankall.php

画面上の月のボタンを押せば、
月ごとの歴代最高気温の順位が表示される。

なんと歴代最高気温を月別に見ていると、
5月・6月・8月・9月はすでに埼玉が獲得しているのだ。

あとは7月を奪えば、「日本で一番アツいのは埼玉。」と地位が確定する。
完全勝利を目指すのだ。

『明日からの一か月が勝負だよ!みんな!』

(なお、データは以下を参照した)気象庁 http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/rankall.php



<問題意識>
そもそも埼玉県民の県民意識というかidentity的なものってどんなものがあるんだろうか。
小学校の塾からずーと東京に通学してきた自分は、
「埼玉の特徴?んーーー東京に近い、かな。」ぐらいしかなくって。
埼玉にずっと住んでる人ですら、
「東京に近い」ぐらいしかないんじゃないだろうか。

郷土愛ってそんなのでいいのだろうか。
そんな問題意識をもって、
埼玉のidentityのためになにかを呼びかけたくなった。
そこでたまたま見つけた月別歴代最高気温。
5~9月という、春後半~秋の入り口まで
ほとんどの月で最高気温は埼玉が一位。(ありがとう、熊谷・秩父・鳩山。越谷も次は期待してるよ!)
あとは7月を山形から奪取すれば完全勝利。

これをきっかけに、
「東京に近いから便利」
程度の県民意識が一つにまとまって、
なんかおもしろいムーブメントが起きちゃったりして、
イベントがたくさん開催されたりして、
埼玉の魅力がアップしたらいいかなあなんて思っているのだ。

現時点で「暑いぞ!熊谷!」というスローガンが熊谷市が掲げていて、
なんか、こう、嫌気がさしていながらも、誰にも文句を言うことができず、
そんな中で、口からつい出てきてしまうような、
ちょっぴりひょうきんな感じの面白い標語に仕上がっている。
でもでも、なかなかおもしろいイベントとかにつながっていない。
標語として面白いんだから、
これをもっと埼玉レベルで流行らせて、
イベントもじゃんじゃんやってほしい。。。

んだけど、アイデアが浮かばない。
自分ができるのはたぶんこうやって、
データを提供するぐらい。
あと掛け声。