おだわらぐらし

縁あって引っ越した 相模の国_小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わった三年半の思い出

小田原の器屋さん(+細川護光展at菜の花)

2010-12-03 19:41:17 | 小田原-街歩き
小田原城のお茶壷橋を南に進み 一号線に出た辺りには
器を扱うお店がかたまってあります。
↓江嶋屋さん  ↓片岡さん
 
↓緑の屋根のお店は 江嶋のガラス器のお店です。
 
↓その先の あんぱんで有名な柳屋さんの隣には
 花器・茶器の徳増さんが_。
(いい写真が撮れなかったのでグーグル・マップから画像をプリント・スキャンでもらいました)
 
↓そしてこのブロックの西端にあるのが「うつわ菜の花」さん。
 
↓菜の花さんでは今「細川護光展」をやっているというので
 今日(かなりガラにもなく)お店を覗かせてもらいました__。
 
細川護光さんは_ 多分お名前を見ただけでお分かりでしょうが
細川元首相の息子さん。お父様と同じ 陶芸の道に進まれてたんですね。
「細川護光展」については 是非木の実さんのブログをお訪ね下さいませ。
作家さん そして作品を紹介する文と写真が載せられており、目にも有難く お勉強にもなります。 

私は「うつわ 菜の花」へは今回初めてお邪魔したので
建物自体にも興味津々でした。
お店の方に「こちらは 器のお店を作るにあたって建てられたものですか? それとも元は別のお店か何かだったのでしょうか?」と伺ってみましたら_
「ここは 和菓子の菜の花の本店だったところなんですよ。奥が住まいで 道に面した建物がお店でー・・・」とのこと。
(なんと!そうであったか!)
↓間口に比べて奥に長~い作りになっていたのは 
 お店と住まいが続いていたからなんですね。
「奥」と「店舗」の間には中庭があるのですが、
 
↓中庭は 路地に面した格子戸からも見ることができました。
 
今日は細川護光さんと 菜の花さんに ちょっと詳しくなっちゃったnumabeでございました。

(そういえば_ この界隈には 器屋さんもですが お菓子屋さんも多いんですよね。これはやはり 小田原で茶道が隆盛であったことと関係しているのでしょうか? / ーーまだまだわからないことが一杯の小田原です)

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4 コメント

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Unknown (numabeさん)
2010-12-03 23:07:24
私も菜の花さんの本店だったとあの日に知りました
正栄堂、松坂屋、なだなど子供のころから慣れ親しんだお菓子屋さん
菜の花さんは宣伝上手、もちろん味も
全国区になりました
ツアーでよく聞かれます
近くの柳屋のあんパン、薬のういろう
途中下車する観光客もいらっしゃいます


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そうなんだぁ (のぶぞう)
2010-12-04 11:23:12
こんにちは。
片岡さんと江嶋屋は良く前を通ったり、店先の写真を撮ったりして存じてました。

菜の花さん、あの細川元総理の息子さんのお店なんですね。お洒落なお店だと思っていましたが入る勇気はなくって。
そして、和菓子屋さんの本店だったのも知らなかったです、勉強になりました。
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木の実さんへ (numabe)
2010-12-04 16:52:38
事後報告の勝手にリンク_失礼しました。

和菓子菜の花の本店がここにあったこと_木の実さんですらご存知なかったのでしたら トリビア級の知識かもしれませんね^^)
私はもちろん全然知りませんでしたが_菜の花の工場が一筋裏にある訳、「なぜこんな場所に?」と思ってたんですけど 本店がここだったとわかり納得。

菜の花さんは 和菓子屋さんとしてはプチ・アヴァンギャルド派ですよね。そういう訳でてっきり「新派」だと思っていましたが 昔からあの界隈で和菓子を作ってらしたんだ。_驚くような事じゃないのになぜかビックリしました^^;) (私も月のうさぎ 好きです。最初「どら焼にバター?」って変に反発してましたが 食べてみたら美味しゅうございました)
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のぶぞうさんへ (numabe)
2010-12-04 17:05:39
あ うつわ菜の花さんは今回 細川さんの個展に会場を提供してる、んです^^;) 護光さんのお宅は存じ上げませんが、お父さんの細川護熙さんは、現在 湯河原のご自身のお婆様の家に茶人としての本拠地をおもち・・・らしいですねー。

菜の花の社長は高橋台一さんという方ですが(色んなイベントでお見かけします)どうでしょう、社長さんはあの南町のお店で暮らした経験 お持ちなのかしら?和菓子屋さんは現社長のお祖父さんの代の創業、だそうです。

あの辺りは城下町随一の商業区ですから、 街道に面してはお店、その裏が住居で裏通に面して勝手口~、というお家 多かったことでしょうね。 うつわ菜の花は よく保存されている町家の一つだと思います。ずっとあのたたずまいが保たれるといいですよね~。
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